なぜ、パリのカフェが文化創造の場となったのか
～『カフェから時代は創られる』著者・飯田美樹
×クルミドコーヒー・影山知明オンライントークイベント～

19世紀後半〜20世紀前半のパリには成功を夢見た芸術家が世界中から集まり、カフェはその拠点となりました。
カフェがなぜ印象派から実存主義まで、数々の芸術・文化的運動の舞台となったのか。
『カフェから時代は創られる』はその謎に迫り、＜場＞としてのカフェのポテンシャルを考察した一冊です。
コロナによって世界で大打撃を受けているカフェこそが、実は社会にとってかけがえのない場だとしたら？
今という時代だからこそ、ご一緒に考えてみませんか。

＊ご参加はオンラインのみとなります。

プロフィール


著者：飯田美樹（いいだ・みき）
カフェ文化、パブリック・ライフ研究家。
学生時代にパリに留学し、1日3回カフェに通う。その頃カフェが社会変革の場であったと知り研究を開始。
「天才たちがカフェに集ったのではなく、カフェという場が天才を育んだのでは」という視点で大学院で研究をすすめ、『カフェから時代は創られる』の初版を出版。現在は人が集まる街やエリアづくりの普遍的なルールとオープンカフェの関係性について研究し、2冊目を執筆中。かつてのパリのカフェのような場を目指したオンライン英文読解"World News Café"を主催。東京大学情報学環特任助教。

https://www.la-terrasse-de-cafe.com
https://www.worldnewscafe.net

影山知明（かげやま・ともあき）
1973年西国分寺生まれ。東京大学法学部卒業後、マッキンゼー＆カンパニーを経て、ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。
2008年、西国分寺の生家の地に多世代型シェアハウスの「マージュ西国分寺」を開設。
その1階に「クルミドコーヒー」をオープンさせた。2017年には2店舗目となる「胡桃堂喫茶店」を開業。クルミド出版や胡桃堂書店の他、哲学カフェ、地域通貨、米づくりなどにも取り組む。『カフェから時代は創られる』では編集者も務めた。
著書に『ゆっくり、いそげ～カフェからはじめる人を手段化しない経済～』（大和書房）。