【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#89
伝説的義賊ロビン・フッドと仲間たちの尽きせぬ魅力
『ロビン・フッドの愉快な冒険』訳者・三辺律子さんを迎えて
緑の服、弓の名手、義賊団のリーダー……中世イングランドのシャーウッドの森に住んだという伝説の人物、ロビン・フッド。その武勲や恋の駆け引きは物語詩「バラッド」として吟遊詩人たちに歌い継がれてきました。1883年にハワード・パイルが多くの伝説を元に、児童向けの小説『ロビン・フッドの愉快な冒険』としてまとめると、その物語は英国のみならず世界中で愛されるようになりました(パイルはアメリカの作家なのです)。強欲な役人や聖職者をあざわらうかのようなロビンらアウトローたちの活躍は痛快で、これまで何度も映画化され、ショーン・コネリー、ケヴィン・コスナー、ラッセル・クロウ、タロン・エガートンといった名優たちも、それぞれの映画でロビンを演じています。
光文社古典新訳文庫の『ロビン・フッドの愉快な冒険』では、三辺律子さんの新訳により、よりリズミカルで読みやすいものになり、ロビンと仲間たちがより生き生きと森を闊歩し、豪快な笑い声が聞こえてくるように感じます。今回の読書会では、時代を超えて愛される本作の魅力と読みどころ、著者パイルについて、そして児童文学の翻訳について、三辺さんに語っていただきます。
(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)
【日時】2023年4月26日(水)18:30~20:00
【会場】Zoom(オンライン)
※ご案内メールを当日までにメールでご連絡します。
メール配信日:4月24日・26日の2回
【参加方法】
本イベントは無料イベントです。どなたでもお申込みいただけます。
2023年4月1日(土)~当日18:30の間、下記より参加お申し込みを承ります。
▶視聴チケット(無料)はこちら(Peatixサイトが開きます。)
【注意事項】
*本イベントはZoomによる配信イベントです。当日店頭にご来店されてもご観覧いただけませんのでご注意ください。
*事前にZoomのバージョンが最新にアップデートされているかご確認の上ご視聴ください。
*お申込の際は、当日アクセスするアカウントと同じアドレスをご使用ください。
*配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
*インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です。
*視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください。
*ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください
【お問合せ】
紀伊國屋書店新宿本店代表 03-3354-0131
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このイベントの出演者
三辺律子さんべ・りつこ
白百合女子大学院修士課程修了。同大学や東京女子大学などで講師。主な訳書に『少年キム』(キプリング)、『エヴリデイ』(レヴィサン)、『タフィー』(クロッサン)、『ルビーが詰まった脚』(エイキン)。共編著に『BOOKMARK 翻訳者による海外文学ブックガイド』、共著に『今すぐ読みたい10代のためのYAブックガイド』など。
駒井稔こまい・みのる
1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。’79年光文社入社。広告部勤務を経て、’81 年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。’97 年に翻訳編集部に異動。2004 年に編集長。2 年の準備期間を経て’06 年9 月に古典新訳文庫を創刊。10 年にわたり編集長を務めた。著書に『いま、息をしている言葉で。――「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)、『文学こそ最高の教養である』(光文社新書)、『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(書肆侃侃房)がある。