紀伊國屋書店:ダイヤモンド社売れっ子編集者が選ぶオススメ本フェア・第2弾!!

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ダイヤモンド社売れっ子編集者が選ぶオススメ本フェア・第2弾!!

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大ヒットビジネス本を編集する編集者の頭の中

5月に開催し、好評をいただいたダイヤモンド社の売れっ子編集者が選ぶサイエンス本フェア
その第2弾として、今度はビジネス書編集者さんのおすすめ本フェアを開催することになりました!もちろん今回も編集者さんコメント付き!

今回の編集者さんは、自己啓発書を中心に、子育て本まで手掛けられている方。
昨年の大ヒットが記憶に新しい『父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書』、発売から2年、いまだに毎月コンスタントに売り上げが上がる『「静かな人」の戦略書』、2020年の「ビジネス書大賞」にノミネートされた『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』『1兆ドルコーチ』・・・

上記は全て同じ編集者さんが編集された書籍とのこと!

オススメいただいた5冊を見て、様々な方向にアンテナを張られていることが分かります。どの書籍も興味深いものばかり、明日の仕事に役に立つこと間違いなしです!コメント付きでぜひご覧ください。

 

ダイヤモンド社のサイエンス本?5月に開催した第一弾、「ダイヤモンド社の売れっ子編集者が選ぶサイエンス本フェア」はこちらから!

 

売れっ子編集者がおすすめする本 ※コメント付き

「日本人の大物作家による、日本統治時代の台湾紀行」という体裁の物語。語り手は百年前の日本人作家の設定だが、実際の著者は現代の台湾人作家。それだけでもその精緻な筆致に驚かされるが、そんなことは抜きにしても、エンタメとしてめちゃくちゃ面白い! 日本人作家と台湾人通訳が台湾の食を堪能しながら友情を育んでいく平和な「漫遊記」かと思いきや、物語が進むにつれて、日台関係を反映して、ふたりの関係に影が差してくる。台湾人通訳は語り手になかなか本音を見せないのだが、その表と裏、それぞれの表情が魅力的で、読了したときは、もう読めないのかと悲しい気持ちになってしまった。

著者曰く、若いころは髪や服装などちょっとぼさぼさでも、「そういうキャラなんだな」ですまされていたが、中年になると、それだとたんに小汚く見えてしまうので、いまでは髪やヒゲを整えたり、服装も小ぎれいなものを着るようにしているそう。また中年は存在が重いという。若いころは友だちの家に居候してもお互いに気にならなかったが、「中年の居候」はするほうもされるほうもキツい。飲み会などでも、中年はいるだけで存在が「重い」(=邪魔)。本人の感覚としては「つい少し前」の若かった自分と何も変わっていないのに……。いつのまにか中年になってしまった男の悲哀があまりにも鋭く言語化されていて、同世代の私は「うわあー!」と叫び出したい気持ちになった。

海外の超一流の編集部の仕事ぶりを覗いてみたく読んでみた。雑誌「ニューヨーカー」の校正係が、仕事の日常と文法への異様なこだわりを書いた本。各章のテーマからして「カンマ」「ハイフン」「ダッシュ、コロン、セミコロン」「アポストロフィ」などいかにも細かい。「ニューヨーカー」というのは、有名作家の原稿も平気でボツにするような権威ある雑誌で、独自の審美眼への自信が大きく、文法についても「われわれがルールブックだ」といわんばかりの独自のこだわりがあるという。細かな文法の雑学も面白いし、大文豪のルール無用の「破格」の文章の魅力についても興味深く勉強になった。

バブル時代に電通で働いていた著者による回想録。会社のカネを湯水のように無駄遣いしたり公私混同で遊んだりする一方で、「コンプラゼロ時代」の癖の強すぎる仕事関係者たちと朝も夜もなくバリバリ働き、世界的モデルや一流映画監督をキャスティングしてCMをつくるなど、スケールの大きな仕事をしたりもしている。バブル時代ならではの派手でエネルギッシュな仕事のあり方がまぶしく映った。……という感じで、どこが「ぼろぼろ日記」なのかなとも思っていたのだが、後半、怒濤の重すぎる超展開に。一般の人の回想録をここまで面白く構成するとは編集力もすごい!

すべて数ページの作品が並ぶ掌編集だが、どの話も百年程度の時間がポンポン過ぎる。親や祖父母が体験した人生の一大事件も、1行後の子や孫の時代にはだれの記憶にも残らずきれいさっぱり消えている。そうかと思いきや、何ごともなくただ過ごしているだけの時間に急にじーっと光が当たる。数ページの中で時間が止まったり淀んだり一気に飛んだり。読んでいて、人生って一瞬だなと感じたり、なんでもない時間も貴重だなと思えたり、過去のなにげない記憶が急にぱっとよみがえったりもする。時間を忘れてぐんぐん読むというより、むしろ立ち止まって、いまの時間の手ざわりを確かめられるような一冊。

売れっ子編集者が作った本

本書の著者は、学生たちが日々直面する思考の不具合に関する問題について「シンキング(Thinking)」という授業を開始したところ、大講堂が毎週、満員になる前代未聞の大人気に。

読むと「世界を見る目」が変わる、「世界を見つめる自分自身」が大きく変わる、前代未聞の哲学ツアー!

騒がしい言葉で埋め尽くされている世の中で、静かな人がその能力をフルに開花させる秘密が詰まった本書、必読である。

人生のすべての成功に最も重要な能力であるグリットを「自ら伸ばす具体的な方法」、そして、「子どもやまわりの人間のグリットを伸ばす効果的な方法」を満載した本書、何をおいてもぜひ読んでほしい珠玉の書だ。

私たちの生きる「この世界」は、こんな不思議と驚異に満ちていたのか!人類にとどまらず、万物の歴史を一気に掴めるとてつもなく壮大な歴史の書!

これからの時代を生きていくために、もっとも大切な「知識・考え方・価値観」を一気に詰め込んだ、驚くべき一冊。

これまで教育を軸に数多くの取材を重ねてきた著者が、教育学、生理学、心理学、脳科学等、さまざまな切り口からの資料や取材を元に、「これは本当にためになる!」といえることを厳選、そのすべてを1冊に落とし込んだ。

ビル・キャンベルの「成功の教え」の全てを、自らの体験と膨大な取材から徹底的に描き出した衝撃的ベストセラー

本書は、こんなさまざまな悩みについて、膨大な研究を根拠にして、丁寧に、やさしく、わかりやすく答えてくれる。ぜひ手元に置いておきたい1冊だ。

「仕事」「プライベート」「予定法」「習慣術」「集中法」「メール」……徹底した人間心理の理解に基づく画期的な「時間ワザ」87連発!

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