『田中一村 かそけき光の彼方』刊行記念オンラインイベント
「田中一村の新たなる実像を求めて」
田中一村の回顧展が東京都美術館で開催されている。東京美術学校を退校し、中央画壇に黙殺されて奄美に渡った一村にとって、上野での回顧展開催は凱旋といえる。当時、押し並べて洋画化する傾向にあった日本画の潮流の中で、一村はむしろ花鳥図を描く古典的技法を捨てず、奄美の自然と向き合う。一村が稀有なのは光を描く日本画家であったこと。しかも逆光を得意とする。奄美特有の湿潤な大気を絹本に岩絵具で定着させたことに一村のオリジナリティと現代性があった。琳派的な様式美と比較するより、一村は光の画家として印象派の画家たちと並べた時にその世界的水準が浮き彫りなる。自然とは光、つまり色彩である。
一村を知り尽くす著者・荒井曜氏が、余すところなく語りつくす。
【概要】
日時|2024年11月13日(水)19:00~20:30
会場|Zoom(オンライン)
★アーカイブあり★
チケットをご購入いただいた方は、イベント後期間限定でアーカイブ配信もご視聴いただけます。リアルタイムでのご視聴が難しい場合はそちらをお楽しみくださいませ。
アーカイブ配信はイベント終了後準備が整い次第メールでご案内いたします。
※アーカイブは通常イベント終了後1週間程度でのご案内ですが、お知らせが遅れる場合もございますのでご了承くださいませ。
*Zoomでのイベント参加方法について、詳しくはこちら
参加方法|チケット制:視聴チケット1200円
イベント当日11月13日(水)19:00までに、下記チケットサイト(Peatix)にて「視聴チケット」をご購入くださいませ。
※お申し込みのお客様には登録用リンクをメールでご連絡します。
メール配信日:11月11日・13日の2回
▶購入はこちらから
【プロフィール】
荒井 曜(あらい あきら)
群馬県前橋市生。多摩美術大学卒業後1983年から映画産業に従事し、1995年に独立して起業、映画配給、製作などの実績、記録を残す。一方、荒井曜の筆名で映画・美術評の執筆を始め、この文筆活動は、2011年文学賞受賞によって小説家デビューに結実。作家としては、デビュー作『慈しむ男』『水上の光』『ヴィレッジ』他を上梓。『田中一村 かそけき光の彼方』は、新たなる作家活動の方向を決めるリ・デビュー作となる。
【注意事項】
*本イベントはZoomによる配信イベントです。当日店頭にご来店されてもご観覧いただけませんのでご注意ください。
*事前にZoomのバージョンが最新にアップデートされているかご確認の上ご視聴ください。
*お申し込みの際は、当日アクセスするアカウントと同じアドレスをご使用ください。
*配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
*インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です。
*視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください。
*ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください
*お客様都合によるキャンセルは承れません。
【お問合せ】
紀伊國屋書店新宿本店代表 03-3354-0131