直木賞作家 安部龍太郎先生の新刊
『銀嶺のかなた』(一)利家と利長編 (二)新しい国編
刊行を記念し、紀伊國屋書店富山店でサイン会を実施いたします。
日時:2024年12月15日(日) 15:00~16:00
会場:紀伊國屋書店富山店 店内中央イベントスペース
ご参加には、整理券が必要です。
紀伊國屋書店富山店にて『銀嶺のかなた』をご購入頂いた方を対象に中央カウンターにて整理券を配布いたします。先着50名様を予定しております。
ぜひご参加くださいませ。
直木賞作家 安部龍太郎先生の新刊
『銀嶺のかなた』(一)利家と利長編 (二)新しい国編
刊行を記念し、紀伊國屋書店富山店でサイン会を実施いたします。
日時:2024年12月15日(日) 15:00~16:00
会場:紀伊國屋書店富山店 店内中央イベントスペース
ご参加には、整理券が必要です。
紀伊國屋書店富山店にて『銀嶺のかなた』をご購入頂いた方を対象に中央カウンターにて整理券を配布いたします。先着50名様を予定しております。
ぜひご参加くださいませ。
歴史時代小説の第一人者・安部龍太郎の集大成!
戦国末期、前田利家・利長父子の決断こそが日本の流れを決めた――。
織田信長と柴田勝家のもとで手柄を打ち立て、〈槍の又左〉と戦国に名を轟かせた豪傑・前田利家と、その息子で温厚かつ秀才肌で〈上様の近習〉となった利長。世代間ギャップと性格の違いを背景に、父子は時に激しく対立しつつ、乱世の荒波を乗り越えていく。
本書の冒頭は、柴田勝家率いる織田勢と上杉勢が激しく争う「手取川の戦い」。そこで手痛い敗北を喫するも、謙信の急死で形勢を挽回した織田勢は加賀ばかりか能登、越中の大半を支配下に組み込んでゆく。信長の馬揃えのため上洛した利家にもたらされたのは、「能登一国を任せるゆえ励め」との言葉だった。さらに利長は信長の近習、さらに娘婿にまで取り立てられる。
しかし、国持大名として能登一国をどう収めるのか? 越中への侵攻の行方は? 数々の難題に立ち向かう前田利家のもとに、まさかの本能寺における信長の訃報が届けられ……。
直木賞受賞作『等伯』を超える安部龍太郎の野心作!
戦国末期、前田利家・利長父子の決断こそが日本の流れを決めた――。
織田信長と柴田勝家のもとで手柄を打ち立て、〈槍の又左〉と戦国に名を轟かせた豪傑・前田利家と、その息子で温厚かつ秀才肌の利長。世代間ギャップと性格の違いを背景に、父子は時に激しく対立しつつ、乱世の荒波を乗り越えていく。
本能寺で信長が斃れた後、清須会議を経ても豊臣秀吉と柴田勝家の争いは日ごと増すばかりだった。そして遂に後に「賤ケ岳の戦い」と言われる決戦で、ふたりは雌雄を決することになる。長年の恩義から、勝家のもとで前田利家・利長親子は、秀吉と対峙することになるが、決戦で思いもよらぬ事態が起こったことで!?
その後、関白となり権力の座に就いた秀吉から、最大の信頼を得た前田父子。盟友・佐々成政との死闘を経て、天下静謐のため自ら信じた道を進んでいく。そして新しい時代に向けた北陸の雄・加賀藩の礎が着々と築かれ……。
一九五五年福岡県八女市(旧・黒木町)生まれ。久留米工業高等専門学校 機械工学科卒。東京都大田区役所に就職、後に図書館司書を務める。その間に数々の新人賞に応募し「師直の恋」で佳作となる。九〇年『血の日本』でデビュー。二〇〇五年「天馬、翔ける」で中山義秀文学賞を受賞。一三年『等伯』で直木賞受賞。作品に『関ヶ原原連判状』『信長燃ゆ』『迷宮の月』『家康』『ふりさけ見れば』など多数。