紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#108
プラトン哲学を学ぶ最高の入門書、初期対話篇の傑作『メノン』を読み解く。
訳者渡辺邦夫さんを迎えて
光文社古典新訳文庫ではプラトンの作品はこれまでに7タイトルを刊行していますが、この読書会で取り上げるのは『ソクラテスの弁明』以来、2回目になります。『弁明』はソクラテスのひとり語りですから、今回の『メノン』がプラトンの対話篇としては初めてになります。
20歳の青年メノンがソクラテスに「徳(アレテー)は教えられるものでしょうか?」と問いかけますが、逆にソクラテスから「徳(アレテー)とは何か?」と切り返されてしまいます。そしてその後、学問や魂、善をめぐって議論は進んでいきます。西洋哲学の豊かな内容がかたちづくられた重要な問いがここから生まれた、と言えるのがこの『メノン』という作品です。
今回の読書会では訳者の渡辺邦夫さんをお迎えして、プラトン哲学はもちろん、ギリシャ哲学においてもっとも重要な概念である徳(アレテー)について、また初期から中期、後期に至るまでのプラトン対話篇の見取り図にもふれながら、この初期対話篇の傑作である『メノン』の魅力について語っていただきます。
(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)
【概要】
日時|2025年2月27日(木)19:00~20:30
会場|Zoom(オンライン)
参加方法|本イベントは無料イベントです。どなたでもお申込みいただけます。
当日開演時間までの間、下記より参加お申し込みを承ります。
▶視聴チケット(無料)はこちら
(Peatixサイトが開きます。)
※本イベントはリアル配信のみです。アーカイブはございません。
※お申し込み後、ご案内メールを当日までにメールでご連絡します(配信予定日:2月24日・27日の2回)。
【注意事項】
*本イベントはZoomによる配信イベントです。当日店頭にご来店されてもご観覧いただけませんのでご注意ください。
*事前にZoomのバージョンが最新にアップデートされているかご確認の上ご視聴ください。
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【お問合せ】
紀伊國屋書店新宿本店代表 03-3354-0131