紀伊國屋書店のスタッフが、読者におすすめの徳間文庫、一番売りたい徳間文庫をリストアップ!選りすぐりの全20作品を、熱いコメント付きで紹介します。是非お近くの下記、実施店舗にお越しください。
<同時開催>紀伊國屋書店スタッフがおすすめするイチオシ徳間文庫フェア メッセージプリント入りレシート
紀伊國屋書店スタッフがおすすめするイチオシ徳間文庫フェア 書目一覧
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紀伊國屋書店スタッフがおすすめするイチオシ徳間文庫フェア 書目一覧
【おすすめポイント】
自然の恵みと人の繋がりの大切さが丁寧に描かれた心温まる作品です。読了後は、炊きたてのおにぎりが無性に食べたくなります 笑令和の米騒動」の今にこそおすすめしたい一冊!
【コメント】
「都会で傷ついた青年が、蓼科の雄大な自然と農業を通じて再び生きる力を取り戻す物語。土に触れ、命を育む中で見つけた希望と成長の輝き。心に響く再生のドラマ。困難な時代を行き抜く力をそっと教えてくれる、人生の糧となる一冊です。
【内容説明】--------------
いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから?人生は四年ぶりに外へ!祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた―。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。
【おすすめポイント】
私はこの事件の犯人であり、探偵であり、そしてどうやら被害者にもなりそうだ」この不可能な状況をありとあらゆる超絶技巧で成り立たせようとする珠玉のミステリ。ミステリ好きの方にはぜひ読んでいただきたい1冊。猫の舌に釘をうつ話ではありませんのでそこは安心して読んでください。
【コメント】
探偵が犯人を追い詰める、そんな普通のミステリでは物足りなさを感じてしまうようになったあなた。私が犯人で探偵で被害者だなんて。そんな奇想天外で超絶技巧トリックミステリをご存知でしょうか?計算された数々の仕掛けに、本を読む手が止まらなく・・いえ、何があっても決して途中で読むのをを止めないで下さい・・。
【内容説明】--------------
「私はこの事件の犯人であり、探偵であり、そしてどうやら被害者にもなりそうだ」。非モテの三流物書きの私は、八年越しの失恋の腹いせに想い人有紀子の風邪薬を盗み“毒殺ごっこ”を仕組むが、ゲームの犠牲者役が本当に毒死してしまう。誰かが有紀子を殺そうとしている!都筑作品のなかでも、最もトリッキーで最もセンチメンタル。胸が締め付けられる残酷な恋模様+破格の本格推理。
【おすすめポイント】
稀代のストーリーテラーによる物書きの業を纏った心理ミステリー。面白くないわけがありません。
【コメント】
木曜日を愛した天才女流作家の謎めいた死。彼女に縁のある女たちが今年も命日を偲び集う。揃いも揃って物書きを生業とする彼女たちを待ち受けていたものは、開けてはいけないパンドラの箱かそれとも―。四年前のあの木曜日に何が起こったのか。何度読み返しても面白い、会話劇ミステリーの最高傑作。
【内容説明】--------------
耽美派小説の巨匠、重松時子が薬物死を遂げて四年。時子に縁の深い女たちが今年もうぐいす館に集まり、彼女を偲ぶ宴が催された。ライター絵里子、流行作家尚美、純文学作家つかさ、編集者えい子、出版プロダクション経営の静子。なごやかな会話は、謎のメッセージをきっかけに、告発と告白の嵐に飲み込まれてしまう。重松時子の死は、はたして自殺か、他殺か―?傑作心理ミステリー。
【おすすめポイント】
笑いと涙とちょっぴりミステリ。心にしみこむようなあたたかい1冊です!
【コメント】
「雄鶏みてぇに胸張って、顔を五度上に向けて歩けぇ」とにかく前向きで"ツイている"主人公が、故郷の自然と食べ物を活かして寂れた集落に活気を取り戻すべく奮闘する物語。友情と家族愛、登場人物たちの人間味溢れる生き様に心が温まると同時に「幸せとは何か」という人生の本質についても考えさせられる1冊です。
【内容説明】--------------
「俺、店を出すぞ」ある日、自称ツイてる養鶏農家の村田二郎が、村おこしに立ち上がった。その店とは、世界初の卵かけご飯専門店。しかも食事代はタダ、立地は限界集落の森の中とあまりに無謀。もちろん村の仲間は大反対だ。それでも二郎は養鶏場を担保に、人生を賭けた大勝負に出てしまう。はたして過疎の村に奇跡は起きるのか?食べる喜び、生きる素晴らしさに溢れたハートフルコメディ。
【おすすめポイント】
夫は泥棒、妻は刑事のシリーズ第1作目です。設定が面白いと思います。ドラマ化したらいいのではないかと思っています。
【コメント】
人気シリーズ「夫は泥棒、妻は刑事」第1作目です。現実ではあり得ないであろう設定ですが、楽しく読むことができる1冊です。赤川次郎氏の数多いシリーズ作品の中でも私のイチオシで、ぜひドラマ化してほしいです!
【内容説明】--------------
夫、今野淳一34歳、職業は泥棒。妻の真弓は27歳。ちょっとそそっかしいが仕事はなんと警視庁捜査一課の刑事!例のない取り合わせながら、夫婦の仲は至って円満。お互いを思いやり、時に助け、助けられ…。ある日、淳一が宝石を盗みに入っていたところを、真弓の部下、道田刑事にみられてしまった。淳一の泥棒運命は!?連作八篇を収録。人気シリーズ「夫は泥棒、妻は刑事」第一作目登場。
【おすすめポイント】
私の中で徳間文庫といえばこれ以外ありません。もうずっと不動です。それくらいインパクト大きすぎる作品でした。 自分にもうめちゃくちゃに愛する人がいたとして、果たしてここまでなりふり構わず尽くせるものだろうか?と問い続けながら読みました。多分無理。私にはできない。こんな愛まぶしすぎるし切ない。愛について考える時いつもこの作品が浮かびます。
【コメント】
徳間文庫のくくりを超えて私自身相当な衝撃を受けた1冊です。私は“愛”について考える時この小説が1番に頭に浮かぶようになりました。大切な人のためにどこまで献身的になれるのか。目を覆いたくなる描写があるかもしれません。あなたの価値観を変えることになるかもしれません。どうぞ目を背けずにお読み下さい。
【内容説明】--------------
夫の浮気を知った妻は身体が巨大化していった。絶望感と罪悪感に苛まれながら、夫は異形のものと化していく妻を世間の目から隠して懸命に介護する。しかし、大量の食料を必要とし、大量の排泄を続ける妻の存在はいつしか隠しきれなくなり、夫はひとつの決断を迫られることに―。恋愛小説に風穴を空ける作品との評を得、満票にて第22回島清恋愛文学賞を受賞した怪作が待望の文庫化!
【おすすめポイント】
進めなくて足踏みしてもいい、とそっと教えてくれる作品です。
【コメント】
「学校に行けなくなった小学5年生の雪乃。「夢の田舎暮らし」を掲げ、会社を辞めた父とともに、曾祖父母が住む長野で暮らし始める。仕事を続けたい母は東京に残る。大自然とあたたかな心の触れ合いの中で、雪乃は?霏霏として降る雪のように、読んだ後には優しさが蓄積されている―」
【内容説明】--------------
「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。いじめにあい不登校になった小学五年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らし始め、仕事を続けたい母は東京に残ることになった。胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。そんな雪乃の凍った心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、そして同級生大輝との出会いだった―。
【おすすめポイント】
名探偵・陶展文の活躍が令和のこの時代にまとめて読めるのがうれしいです。本格あり、アクションあり、漢詩の謎あり、ミステリ好きも中国史好きも満足できる1冊だと思います。
【内容説明】--------------
神戸で中国料理店「桃源亭」を経営する陶展文。拳法の達人であり、漢方医としての顔も持つ。ある日、貿易会社の神戸支店長ハミルトンが自宅で開いたパーティーの最中に絞殺された。だが首に巻き付けられていた縄は、すぐにちぎれてしまいそうな古いものだった。パーティー料理を依頼され、偶然現場に居合わせた陶展文は皆の話を聞き、あることに気づく(くたびれた縄)。傑作ミステリー集。
【おすすめポイント】
一気に読むと胸焼けするので、興味のあるところ(人物)からコツコツ読むのがおススメ。人間を考えさせられる味わい深い作品。
【コメント】
好きな作家や武将など、気になる人物からがおすすめ。推しの臨終に新たな一面を見つけたり、時折挟まる山田風太郎の寸評にクスリとしたり。はたまた、初見の人物の死に様から、その人生が気になってうっかり新しい沼にハマったり。死亡した年齢ごとに淡々と並べられた臨終がこんなにも興味深い。
【内容説明】--------------
戦後を代表する大衆小説の大家・山田風太郎が、歴史に名を残す著名人(英雄、武将、政治家、作家、芸術家、芸能人、犯罪者など)の死に様を切り取った、稀代の名著。読みやすくなって新装版で登場。
【おすすめポイント】
二人で支えあう兄弟と猫の心が穏やかになるストーリーです
【コメント】
『しっかり者すぎていささか頑なな義妹ユカリと少しぼんやり気味だが優しい義兄陽一。年の離れた二人の家族とレモン色の瞳の猫の物語。
【内容説明】--------------
陽一の母とユカリの父が結婚し、二人は兄妹となったが、五年前に両親が他界。のんびり屋の陽一としっかり者のユカリと、性格こそ正反対だが、健気に支え合って暮らしてきた。ある日、庭先にムックリボディの猫が現れる。猫に心奪われたユカリが家族に迎えたいと言い出すが、思いがけない騒動に…。何気ない日常をユーモア溢れる筆致で描き、幸せと静かな感動あふれる連作短篇集、待望の新装版!
【おすすめポイント】
令和のバディものミステリはこれで決まり!
【コメント】
【不可能】担当の探偵と、【不可解】担当の探偵が 織りなす令和のバディミステリといったらコレ! ホームズとワトソン、じゃなく、ホームズとホームズの 2人の探偵物語。軽快なテンポで進む会話と ロジカルなミステリに引き込まれます!
【内容説明】--------------
密室、容疑者全員アリバイ持ち―「不可能」犯罪を専門に捜査する巻き毛の男、御殿場倒理。ダイイングメッセージ、奇妙な遺留品―「不可解」な事件の解明を得意とするスーツの男、片無氷雨。相棒だけどライバル(?)なふたりが経営する探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」には、今日も珍妙な依頼が舞い込む…。新時代の本格ミステリ作家が贈るダブル探偵物語、開幕!
【おすすめポイント】
この作品との出会いで、古今和歌集・古事記との出会いを果たしました。
【コメント】
30年以上前に出会って以来、記憶から一切色あせない何度でも読みたくなる本です。 神様と人間の暮らす世界が豊かに表現され、狭也と稚羽矢の出会いによって動き出す運命(さだめ)。 読むとベースになっている古事記や日本書紀が読みたくなって、さらに物語の世界が広がっていきます。
【内容説明】--------------
輝の大御神の双子の御子と闇の氏族とが烈しく争う戦乱の世に、闇の巫女姫と生まれながら、光を愛する少女狭也。輝の宮の神殿に縛められ、地底の女神の夢を見ていた、“大蛇の剣”の主、稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く…。神々が地上を歩いていた古代の日本“豊葦原”を舞台に絢爛豪華に織り上げられた、日本のファンタジー最大の話題作!“勾玉三部作”第一巻
【おすすめポイント】
読めばわかる北森鴻世界の奥深さと面白さ著者が死してなお鮮明でこれ以上新作を読めないことが世界の欠損でもある
【コメント】
シリーズの第一作目。主人公が悪徳骨董商に贋作を掴まされたことから、自身のプライドを賭けた仕返しを企てます。その一連の詐欺行為や贋作の見分け方、裏側にある人間ドラマに目が離せなくなります!美と人間心理の深淵を探求する、古美術界を舞台にしたコンゲームとミステリーが融合した作品です。
【内容説明】--------------
店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商う“旗師”宇佐見陶子。彼女が同業の橘董堂から仕入れた唐様切子紺碧碗は、贋作だった。プロを騙す「目利き殺し」。意趣返しの罠を仕掛けようと復讐に燃えるなか、橘董堂の外商の女性が殺され、陶子は事件に巻き込まれてしまう―。騙し合いと駆け引きの世界を巧みに描いた極上の古美術ミステリーシリーズ、第一弾!
【おすすめポイント】
今の時代にこれほど愛おしい作品が読める仕合せこのタイトルしかないと思わされる女性『李蘭』を最後まで目に焼き付けてほしい。
【コメント】
人物名の入ったタイトルですが、李蘭自身は序盤ほぼ登場しません。ですが、この戦後風景を背景に謎めいた過去を持つことで登場するやいなや強烈に興味を引き彼女の内面や丁寧に描かれた愛の在り方、登場人物の心理描写が魅せるドラマチックな展開に人生の儚さと愛の美しさが感じられます。タイトルはこれ以外に考えられない!
【内容説明】--------------
異人館が立ち並ぶ神戸ジェームス山に、一人暮らす謎の中国人美女・李蘭。左腕を失った彼女の過去を知るものは誰もいない。横浜から流れ着いた訳あり青年・八坂葉介の想いが、次第に氷の心を溶かしていく。戦後次々に封切られた映画への熱い愛着で繋がれた二人は、李蘭の館で静かに愛を育む。が、悲運はなおも彼女を離さなかった…。読む人全ての魂を鷲掴みにする一途な愛の軌跡。
【おすすめポイント】
落とし穴はすぐそばに!!自分は大丈夫だと思う人ほど、一読してみてほしい。
【内容説明】--------------
バイト先の掲示板で見つけた奇妙な貼り紙「磁力と健康セミナー・無料開催」。それは地獄への扉だった―認めてほしい。ただその一心で始めただけなのに、どうしてこんなことになってしまったのか。壮絶な実体験をもとに、マルチ商法にはまった女性の“乱高下人生”をリアルに描いたノンストップサスペンス!朝日新聞、週刊文春他多数のメディアで取り上げられた話題作が待望の文庫化!(第四回細谷正充賞受賞作)
【コメント】
主人公がスピーチライターとしての仕事を通して成長していく姿に感動し、 読み終わった後前向きな気持ちになりました。 自分の言葉をもっと大切にしていきたいです。 何か辛いことがあったときにもう一度手に取りたい一冊です。
【内容説明】--------------
OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された!目頭が熱くなるお仕事小説。
【コメント】
日常に潜むミステリーとユーモアが合わさった連作短編。 個性豊かで魅力的な登場人物たちの掛け合いに夢中になって、 あっという間に読み切ってしまいました。
【内容説明】--------------
父の都合で転校を繰り返す小学生の礼恩。それぞれの学校で「バールの怪人」の噂がささやかれ、呼応するようにバールを用いた犯罪が起きていた。ある日礼恩は気づく。怪人の正体はもしかして…。やがて礼恩が辿り着いた「バールの正しい使い方」とは!?恐るべきどんでん返しに悶絶する人続出!多数の書店員から圧倒的支持を得た異色のスクールミステリーが待望の文庫化!
【おすすめポイント】
筒井さんの短編集といえば新潮のイメージがありますが、徳間にもあります。収録作品「上下左右」はペレック「人生使用法」を凝縮したような怪作です。
【コメント】
ジョルジュ・ペレックに『人生使用法』という作品がございます。一つのアパートの同時刻での様子を描いた小説で、一部屋に一章使い、登場人物は千人に上るとんでもない作品なのですが、それを筒井流に濃縮パックしたのが収録作「上下左右」です。なんじゃそりゃと思った方、紙で、見開きで、ぜひご確認ください。
【内容説明】--------------
筒井康隆の世紀の奇書が“定本”として三十七年ぶりに復刊!“ドンドンはドンドコの父なり。ドンドンの子ドンドコ、ドンドコドンを生み…”ジャズ・スキャットで使われるバブリングを駆使し、奇想天外なパロディ聖書として読書界を驚倒させた表題作ほか、初刊文庫で未収録だった実験作品「上下左右」(イラストは雑誌掲載時の真鍋博)を収録した完全版。書下しの自作解説を併録。全十篇。
【コメント】
女性3人の死。ストーカーによる殺人。他殺。自殺。バラバラに見えた死が、真相が明らかになるにつれ近づいていく…。 登場人物のセリフ一つ一つの伏線回収が上手い!!もう読む手が止まらず、一気読みするしかない!! さすが柚月ワールド!!読者を飽きさせない!!
【内容説明】--------------
警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!?警察不祥事のスクープ記事。新聞記者の親友に裏切られた…口止めした泉は愕然とする。情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体で発見された。警察広報職員の泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。事件には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた。
【おすすめポイント】
宮崎駿のオリジナル作品。1983年出版から現在も売れ続ける ロングセラー。徳間の強味は元はアニメ。こちらをもっと推していきたい。
【コメント】
元ネタはチベット民話「犬になった王子」。あとがきで「チベットの人々が作物への感謝を込めて生み出したすぐれた作品」と宮崎氏。