「ひのえうま」という迷信
来年2026年はなんの年でしょう? W杯北中米大会開催? いえいえ「ひのえうま」の年なのです。そう、60年に1度めぐってくる干支、丙午。「この年に生まれた女性は気性が激しく、夫を早死にさせる」なんて話を誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? 実際、前回1966年は日本の出生数が統計史上最低を記録しました。原因はそんな「ひのえうま」にまつわる迷信のためです。
昭和の丙午生まれの著者は、社会学の視点から迷信の成立した江戸期までさかのぼり、日本だけに生じた特異な出生減という現象を丹念に読み解きました。
SNSの発達した今、どんな悪口雑言が流布されることになるのか心配ですが、令和のひのえうまを迎える心構えを著者と共に考えてまいりましょう。
60分ほどのトークの後、質疑応答と著者・吉川徹さんのサイン会を予定しております。対象書籍『ひのえうま―江戸から令和の迷信と日本社会』(吉川徹/ 光文社新書 / 税込990円) をご購入ください。イベント当日は会場にもご用意いたします。
皆様のご参加をお待ち申しあげております。
【日時】2025年5月9日(金) 18:10開場 / 18:30開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ
【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。サイン会にご参加いただけるお客様は対象書籍をご購入くださいませ。
◆着席でのご参加:事前にご予約のうえ、イベント当日は会場にお越しください(着席定員20名)。
★ 申込~参加の手順 ★
①光文社の受付サイト(外部リンクが開きます)にて参加予約を申し込む。
②イベント当日は、会場受付にてご予約のお名前をお伝えください。
◆立ち見でのご参加:ご予約不要で、無料にてご観覧いただけます。
オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。
【登壇者プロフィール】
著者: 吉川徹(きっかわ とおる)
1966 年島根県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は計量社会学、現代日本社会論。主な著書に『現代日本の「社会の心」』(有斐閣)、『学歴分断社会』(ちくま新書)、『学歴と格差・不平等』(東京大学出版会)、『学歴社会のローカル・トラック』(大阪大学出版会)、『日本の分断』(光文社新書)などがある。最新刊は『ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会』(光文社新書)。
【ご案内】
・着席ご予約のお客様の座席は自由席です。イベント当日は、開演時間までに3階アカデミック・ラウンジにご来場ください。開演時間に遅れた場合、お席をご用意できない場合がございます。
・イベント会場内では許可された以外の撮影・録音を固くお断りいたします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。
・着席ご予約は定員になり次第、受付終了させていただきます。ご予約満数の場合は立ち見にてご観覧いただけます。なお、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承ください。
【主催】 株式会社 光文社
【共同主催】 株式会社 紀伊國屋書店