紀伊國屋書店:【札幌本店】『聴診器からきこえる 動物と老いとケアのはなし』刊行記念 旭山動物園 元園長×元飼育係 小菅正夫さん×あべ弘士さんトークイベント

まもなく開催

【札幌本店】『聴診器からきこえる 動物と老いとケアのはなし』刊行記念 旭山動物園 元園長×元飼育係 小菅正夫さん×あべ弘士さんトークイベント

日時
場所
    紀伊國屋書店
  • 札幌本店
  • 1階インナーガーデン

『聴診器からきこえる 動物と老いとケアのはなし』刊行記念
旭山動物園 元園長×元飼育係 小菅正夫さん×あべ弘士さんトークイベント

動物のありのままの姿を展示することにこだわり、旭山動物園を一躍日本一にした名物園長・小菅正夫さんが、約10年ぶりに書き下ろした新刊『聴診器からきこえる 動物と老いとケアのはなし』。その刊行を記念して、小菅さんと旭山動物園時代からの盟友・あべ弘士さんをお招きして、お二人のトークイベントを開催いたします。

本書は、動物ぐらし50年のベテラン獣医である小菅さんが、円山動物園での全国初の準間接飼育下でのゾウの出産をはじめ、動物園のバックヤードで起きた種々のケアから――群れの中での生きがい、老いていく動物のQOL、動物福祉のあり方、超高齢化する人間社会や動物同士の“思いやり”にまで、思いを馳せた1冊です。また、動物に魂を吹き込む絵で知られるあべ弘士さんは、この3月に20年ぶりのシリーズ新作『あいことばはあらしのよるに』(講談社 作 きむらゆういち)、そして4月には、ライオン絵本シリーズ待望の続刊である『ライオンのあしたのいちにち』(佼成出版社)を刊行するなど、精力的にご活躍されています。

本イベントでは、「動物とケア」「動物の老い」をキーワードに、“動物園談義”をお二人で語り合います。
実に7年ぶりの豪華イベント対談、お近くの方はぜひお立ち寄りください!著者によるサイン会も開催いたします。

 

開催場所:紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン

開催日時:2025年7月19日(土)14:00開演 13:30開場(~16:00終了)

参加方法:入場無料(事前予約不要)

 

【ご案内】

・会場内は自由席となります。開場時間になりましたら、会場内へご案内いたします。

・イベント会場での録音は固くお断りいたします。

■人間以外の動物について知ることは、人間について知ることそのもの!!■

【動物園社会も少子高齢化中!】
旭山動物園を一躍日本一にした元園長が、動物のすごさを魅せる行動展示の先に辿りついた、動物のウェルビーイングとは? 老い方と死に方に執着する日本人がぜひ知っておきたい、「ただ、生きて、死ぬ」動物たちの世界。

・座布団を用意して、歯科検診を待つ協力的なオランウータン
・柵から落ちた人間の子供を抱きかかえるゴリラ
・仲間の出産を超音波でサポートするゾウの群れ
・四季を人工的につくり、ヒグマの子作りを促す
・水を怖がるスカンクの子供にプールで泳ぎを教える

■動物園ぐらし50年のベテラン獣医が伝える、裏側(バックヤード)で起きる種々のケア■

【目次】
<第1章 未来より今を生きる動物>
動物の生きる目的/生きるために食べる/食べてはいけないもの/誰の子でも自分の子/「托卵」という/命をつなげなかった反省/ゾウの群れの最小単位/ゾウの出産の砂かけ/子はかすがい/生き延びるために一夫多妻/繁栄する群れ/子だくさんとヒエラルキー/老化しないネズミ/コミュニティで育てる/無駄と遊び

<第2章 動物の老い 寿命と延命>
動物の寿命/高齢化社会/人間の余生/野生動物の認知症/動物の睡眠時間/老いと孤独/動物の最期/「死」という概念/静かに死ぬ/嫌われ者の獣医/「泣く」と「鳴く」/サケの遡上

<第3章 ケアをする動物 そして人間>
動物同士のケア/甘い関係/種を越えたケア/チンパンジーの利他行動/シカの産後ケア/障害のある動物/「異端」と「個性」/群れの中で看取り/動物園での看取りケア/「安楽殺」という選択/最高齢のカバ/自分の手の中で動物に死んでもらう/動物園の弔い

<第4章 らしさを引き出すケア>
介護する動物/笑いとケア/言葉と引き換えに失ったもの/動物園で暮らす動物のQOL/環境エンリッチメント/ヒグマに四季をつくる/飼料の栄養計算/動物に協力してもらう健康診断/動物が生き生きと暮らす環境/ボルネオの森/あえて楽をさせない/長老の知恵/?む力は生きる力そのもの/スキャフォールディング/人だけが介護をする理由

著者情報:小菅 正夫 (こすげ・まさお)
獣医師。札幌市環境局参与(札幌市円山動物園担当)、旭川市旭山動物園元園長。北海道大学客員教授。国立動物園をつくる会代表。北海道札幌市出身。北海道大学獣医学部卒業語、1973年に旭山動物園に入園。飼育係長、副園長などを経て、1995年に園長に就任。一時は閉園の危機にあった園を再建し、日本最北にして“日本一の入場者を誇る動物園”に育て上げた。2004年には「あざらし館」が日経MJ賞を受賞。2009年に同園を定年退職後、名誉園長となる。2015年には、札幌市円山動物園のアドバイザー(参与)に就任し、現在に至る。

著者紹介

小菅 正夫こすげ まさお

獣医師。札幌市環境局参与(円山動物園担当)、旭川市旭山動物園元園長。北海道大学客員教授。国立動物園をつくる会代表。北海道札幌市出身。北海道大学獣医学部卒業後、1973年に旭山動物園入園。飼育係長、副園長などを経て、1995年に園長に就任。一時は閉園の危機にあった園を再建し、日本最北にして“日本一の入場者を誇る動物園”に育て上げた。2004年には「あざらし館」が日経MJ賞を受賞。2009年に同園を定年退職後、名誉園長となる。2015年には、札幌市円山動物園のアドバイザー(参与)に就任し、現在に至る。2017年公開ドキュメンタリー映画『生きとし生けるもの』では監修を務める。著作に『〈旭山動物園〉革命─夢を実現した復活プロジェクト』(角川新書)、『15歳の寺子屋 ペンギンの教え』(講談社)、『僕が旭山動物園で出会った動物たちの子育て』(静山社)など多数。

あべ弘士あべ ひろし

1948年 北海道旭川市生まれ。旭川市在住。1972年から25 年間、旭山動物園の飼育係として様々な動物を担当する。飼育係たちの間で話しあった“行動展示”の夢を絵として残し、旭山動物園復活の鍵となった。1996年動物園を退職し、現在は絵本制作を中心に、全国で作品展や講演会・ワークショップなども行なっている。2011年には、こどもも大人も楽しめるアートスぺース「ギャラリープルプル」の運営をはじめる。主な受賞として『あらしのよるに 』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞・産経児童出版文化賞JR賞講談社出版文化賞絵本賞受賞、『ゴリラにっき』(小学館)で小学館児童出版文化賞受賞、『宮澤賢治「旭川。」より』(BL出版)で経産児童出版文化賞美術賞受賞、『クマと少年』(ブロンズ新社)で日本児童ぺン賞絵本賞・北海道ゆかりの絵本大賞受賞。著書はどうぶつえんガイド』(福音館書店)ほか250冊を超える。 2026年国際アンデルセン賞画家賞国内推薦作家。

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