紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#113 世界を変えた本『アンクル・トムの小屋』の知られざる魅力訳者・土屋京子さんを迎えて
ハリエット・ビーチャー・ストウの小説『アンクル・トムの小屋』は、奴隷制度の非人道性を告発し、米国社会を変革した、アメリカ文学の記念碑的作品と言われています。かつては日本でも子供向けに翻案されたものがよく読まれましたが、原作は物語の展開に意外とメリハリがあって、読む者の感情を揺さぶる優れた長篇小説です。
正直で有能、分別と信仰心を持つ奴隷頭のトムは、ケンタッキーのシェルビー農園で何不自由なく暮らしていたが、主人の借金返済のために、奴隷商人に売却されることに。トムが家族との別離を甘受する一方、幼子を売られることになった女奴隷イライザは、自由の地カナダへの逃亡を図る。……
本作はどのように書かれ、読まれ、世界を変えていったのでしょうか。また、奴隷解放の一助となったはずの本書が、昨今では黒人の間でも批判の的となることが多いのはなぜなのでしょうか。今回、本作を新訳された土屋京子さんをお迎えして、知られざる本書の魅力、そしていまだ根深い差別の意識などについて、たっぷりと語って頂きます。
(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)
【概要】
日時|2025年8月27日(水)19:00~20:30
会場|Zoom(オンライン)
参加方法|本イベントは無料イベントです。どなたでもお申込みいただけます。
当日開演時間までの間、下記より参加お申し込みを承ります。
▶視聴チケット(無料)はこちら
(Peatixサイトが開きます。)
※本イベントはライブ配信のみです。アーカイブはございません。
※お申し込み後、ご案内メールを当日までにメールでご連絡します(配信予定日:8月26日・27日の2回)。
【注意事項】
*本イベントはZoomによる配信イベントです。当日店頭にご来店されてもご観覧いただけませんのでご注意ください。
*事前にZoomのバージョンが最新にアップデートされているかご確認の上ご視聴ください。
*お申し込みの際は、当日アクセスするアカウントと同じアドレスをご使用ください。
*配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
*インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です。
*視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください。
*ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください
【お問合せ】
紀伊國屋書店新宿本店代表 03-3354-0131