第5回 季刊 じんぶんや RETURNS連動企画
人生と小説の距離
文学は「物語化」をどう扱うか
―難波優輝『物語化批判の哲学』× 小川哲『言語化するための小説思考』W刊行記念対談
美学者・難波優輝さんが「何者か」になるための物語で溢れた現代を批判する『物語化批判の哲学』が2025年7月に刊行。
自分の人生も、世界も、物語ではない。
そう断言する難波さんの対談相手は、『ゲームの王国』『君のクイズ』『スメラミシング』など、数々のご著書で、人間の生き方のふしぎをつぶさに描き、同年10月に『言語化するための小説思考』を刊行された小川哲さん。
人生と小説の「適切な距離」とはどのようなものか?
ときに交錯し、ときに異なる景色を見るおふたりの対話を、どうぞお楽しみください!
※60分ほどのトークの後、Q&A、サイン会を予定しております。サイン対象書籍はイベント会場にて販売いたします。
みなさまのご来場お待ちしております。
【概要】
日時|2025年11月9日(日) 13:40開場 14:00開演
会場|紀伊國屋書店新宿本店9階 イベントスペース
参加費(チケット制)| 1,500円
参加手順|下記手順でお申し込みのうえご参加ください。
チケットサイトPeatixにて「参加チケット」を販売いたします。(先着40名)
②受付
当日は開演20分前の13:40より受付を開始いたします。
会場受付にてPeatixアプリのチケット画面をご提示のうえ、お好きなお席にご着席ください。
※お申し込み画面にてご入力いただいた情報は、本イベントに関するご連絡以外の目的には使用しません。
※紀伊國屋書店のプライバシーポリシーはこちら
【登壇者プロフィール】
難波 優輝(なんば・ゆうき)
1994年、兵庫県生まれ。美学者、会社員。立命館大学衣笠総合研究機構ゲーム研究センター客員研究員、慶應義塾大学サイエンスフィクション研究開発実装センター訪問研究員。神戸大学大学院人文学研究科博士前期課程修了。専門は分析美学とポピュラーカルチャーの哲学。著書に『物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために』(講談社現代新書)、『SFプロトタイピング』(共著、早川書房)など。2025年10月、『なぜ人は締め切りを守れないのか』(堀之内出版)を刊行予定。

小川 哲(おがわ・さとし)
1986年、千葉県生まれ。小説家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテストの<大賞>を受賞しデビュー。著書に『ゲームの王国』(早川書房、第38回日本SF大賞・第31回山本周五郎賞受賞)、『地図と拳』(集英社、第13回山田風太郎賞・第168回直木三十五賞受賞)の他、『嘘と正典』(早川書房)、『君のクイズ』(朝日新聞出版、第76回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉受賞)、『君が手にするはずだった黄金について』(新潮社)、『スメラミシング』(河出書房新社)など。2025年10月、『火星の女王』(早川書房)と『言語化するための小説思考』(講談社)を刊行予定。
【ご案内】
*お席は自由席です。
*サインは前方のお客様から係員がご案内いたします。
*お客様のご都合や交通機関の遅延により集合時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
*お申し込み後、お客様都合でのキャンセル及び払い戻しはいたしかねます。
*天災などの不測の事態により、イベントを中止する場合がございます。
難波 優輝さん選書の第5回「季刊 じんぶんや RETURNS」フェア特設ページはこちら (11月1日より公開予定)。ぜひご覧くださいませ。