物語らずに「書くこと」はできるのか―
佐々木敦『「書くこと」の哲学』×難波優輝『物語化批判の哲学』W刊行記念対談
2025年7月に『物語化批判の哲学』で、「何者か」になるための物語で溢れた現代を批判された難波優輝さんと、同年6月に『「書くこと」の哲学』で、「書くこと」の複雑な味わいを丁寧に紐解かれた佐々木敦さん。
人生において「物語りえぬもの」は「書くことができない」のか。
「自分を書くこと」が重要視されすぎている時代に、そうではない仕方で、どう「書ける」ようになるのか。
気づけば常に何かを「書いている」おふたりによる、
何かを書きたい人、書こうとしている人、必見の対談です。
※60分ほどのトークの後、Q&A、サイン会を予定しております。サイン対象書籍はイベント会場にて販売いたします。
みなさまのご来場お待ちしております。
【概要】
日時|2025年11月23日(日) 13:40開場 14:00開演
会場|紀伊國屋書店新宿本店9階 イベントスペース
参加費(チケット制)| 1,500円
参加手順|下記手順でお申し込みのうえご参加ください。
チケットサイトPeatixにて「参加チケット」を販売いたします。(先着40名)
②受付
当日は開演20分前の13:40より受付を開始いたします。
会場受付にてPeatixアプリのチケット画面をご提示のうえ、お好きなお席にご着席ください。
※お申し込み画面にてご入力いただいた情報は、本イベントに関するご連絡以外の目的には使用しません。
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【登壇者プロフィール】

佐々木 敦(ささき・あつし)
1964年、名古屋市生まれ。批評家。音楽レーベルHEADZ主宰。多目的スペースSCOOL共同オーナー。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。劇場創造アカデミー講師。早稲田大学、立教大学などで教鞭もとる。文学、映画、音楽、演劇など、幅広いジャンルで批評活動を行っている。『ニッポンの思想 増補新版』(ちくま文庫)、『増補・決定版 ニッポンの音楽』(扶桑社文庫)、『映画よさようなら』(フィルムアート社)、『反=恋愛映画論』(児玉美月との共著、Pヴァイン)、『ニッポンの文学』(講談社現代新書)、『「教授」と呼ばれた男 坂本龍一とその時代』(筑摩書房)、『成熟の喪失 庵野秀明と“父”の崩壊』(朝日新書)など著書多数。

難波 優輝(なんば・ゆうき)
1994年、兵庫県生まれ。美学者、会社員。立命館大学衣笠総合研究機構ゲーム研究センター客員研究員、慶應義塾大学サイエンスフィクション研究開発実装センター訪問研究員。神戸大学大学院人文学研究科博士前期課程修了。専門は分析美学とポピュラーカルチャーの哲学。著書に『物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために』(講談社現代新書)、『SFプロトタイピング』(共著、早川書房)など。2025年10月、『なぜ人は締め切りを守れないのか』(堀之内出版)を刊行予定。
【ご案内】
*お席は自由席です。
*サインは前方のお客様から係員がご案内いたします。
*お客様のご都合や交通機関の遅延により集合時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
*お申し込み後、お客様都合でのキャンセル及び払い戻しはいたしかねます。
*天災などの不測の事態により、イベントを中止する場合がございます。
難波 優輝さん選書の第5回「季刊 じんぶんや RETURNS」フェア(11月1日より公開予定)も開催中です。ぜひご覧くださいませ。