『地方女子たちの選択』【桂書房】上野千鶴子さん
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『ニッポンはおいしい!』【理工図書】金丸弘美さん
トークイベント 「日本の地域と農業のイノベーションを創る女性活躍」
一般的に、地方から働き盛りの女性が流失し、農業につく若い人がいないといわれていますが、実は現場では女性たちが地域活動、農業、食を通して地域イノベーションを起こす多彩な実践事例が各地で生まれています。そしてこれまでにはない発想や消費者の目線で、新たな芽生えが起こっています。
これらの活動を見える化すれば、地域活力に大きな動きが生まれるに違いありません。例えば農村宿泊観光を海外に繋ぐ、牧場でジェラート工房を開設したり、農業体験を行う、国産ウイスキーを海外へ販売する、離島のジャム工房で観光客誘致を行うなどなど。
上野千鶴子さんが理事長を務める認定NPO法人「WAN(ウィメンズ アクション ネットワーク)」のサイトでは、女性の地方活動や農業者活躍の現地レポートが始まり、各地からのボトムアップによる、これまでにない女性活躍がクローズアップされることになりました。女性がそれぞれの地域で、生きがいある仕事や雇用、持続可能社会に繋ぐ、経済システムを生み出す事例も生まれています。
本イベントではそれらの新たな動きや、これからの地方創生について上野千鶴子さん、金丸弘美さんのお二人が語ります。
60分ほどのトークの後、質疑応答とサイン会を予定しています。サイン会にご参加希望のお客様は当店にて、イベント対象書籍『地方女子たちの選択』( 上野千鶴子、山内マリコ【著】 / 桂書房 / 税込1,980円 )、『ニッポンはおいしい!』( 金丸弘美【著】 / 理工図書 / 税込2,090円)をご購入ください。イベント当日は会場でも販売いたします。
【日時】2025年12月11日(木) 18:40開場 / 19:00開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ
【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。サイン会にご参加いただけるお客様はイベント当日までに、当店にて対象書籍をご購入くださいませ。
◆着席でのご参加:事前にご予約のうえ、イベント当日は会場にお越しください。
★ 申込~参加の手順 ★
①受付サイト(外部サイトPeatixが開きます)にて「着席参加」を申し込む
(お申し込みにはPeatixアカウントが必要です。お持ちでない方は新規登録のうえお申し込みください)
②会場受付にてPeatixのチケットを提示する
◆立ち見でのご参加:「着席参加」席が埋まった後に、お申込みできるようになります。優先してご案内いたしますので、ご予約の上、会場までお越しください。
①受付サイト(外部サイトPeatixが開きます)にて「立ち見参加」を申し込む
(お申し込みにはPeatixアカウントが必要です。お持ちでない方は新規登録のうえお申し込みください)
②会場受付にてPeatixのチケットを提示する
但し、オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。
※お申し込み画面にてご入力いただいた情報は、本イベントに関するご連絡以外の目的には使用しません。
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【登壇者プロフィール】

上野 千鶴子(うえの・ちづこ)
社会学者・東京大学名誉教授・認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長・上野千鶴子基金代表理事。
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士。
平安女学院短期大学助教授、シカゴ大学人類学部客員研究員、京都精華大学助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学院大学客員教授等を経る。
1993年東京大学文学部助教授、1995年同人文社会系研究科教授。2012年立命館大学特別招聘教授。元学術会議会員。専門は女性学・ジェンダー研究、高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。
著書に、『当事者主権』(中西正司と共著、岩波新書)、『ケアの社会学』(太田出版)『おひとりさまの老後』『男おひとりさま道』(法研)、『おひとりさまの最期』(朝日新聞出版)、『女の子はどう生きるか、教えて!上野先生』(岩波ジュニア新書)『在宅ひとり死のススメ』(文春新書)『フェミニズムがひらいた道』(NHK出版)『おひとりさまの逆襲』(小島美里と共著、ビジネス社)『史上最悪の介護保険改定⁈』(樋口恵子と共編著、岩波ブックレット)『上野千鶴子がもっと文学を社会学する』(朝日新聞出版)『最期はひとり』(樋口恵子との共著・マガジンハウス)『「おひとりさまの老後」が危ない!』(高口光子との共著・集英社新書)『こんな世の中に誰がした』(光文社)『挑戦するフェミニズム』(江原由美子との共編著、有斐閣)『マイナーノートで』(NHK出版)、『当事者主権 増補新版』(中西正司と共著・岩波書店)、『アンチ・アンチエイジングの思想 ボーヴォワール「老い」を読む』みすず書房、最新刊は『地方女子たちの選択』(山内マリコとの共著・桂書房)等がある。

金丸 弘美(かなまる・ひろみ)
1952年佐賀県唐津市生まれ。食環境ジャーナリスト、食総合プロデューサー。
執筆活動のほか、食の総合プロデューサーとして、食育と地域づくりを連携させた食のワークショップのプラニングから、プロモーション、ツアーへの展開といった食のアドバイザー事業、また学校を対象とした公開授業、大学から幼稚園まで各学校での食の講師なども手がける。ラジオ、テレビ出演、講演活動も多い。食の調査からテキスト化を行いブランディングをし、またワークショップで食べ方を提案、プロモーションにつなぐ活動は大きな評価を受けている。
執筆活動のテーマは、食からの地域再生、地域力創造と活性化、食育と味覚ワークショップ、地域デザイン、環境問題と持続社会、高齢者の生きがい、それに以前から追いかけてきた映画。
とくに農業、食材に関してはここ15年で北海道から沖縄まで全国の農村や町など1000ヶ所を巡る。また子供たちの食べ物が大切と考え、秋田から沖縄まで、全国50箇所の学校給食を取材した。
全国の食からの地域再生や食育、食のワークショップなどをテーマにした各地の新しい取り組みを、書籍、ラジオ、テレビ、雑誌、新聞、講演、学校の授業などを通して広く伝えている。
著書に『ゆらしぃ島のスローライフ』(学研教育出版)、『田舎力ヒト・夢・カネが集まる5つの法則』(NHK生活人新書)、『創造的な食育ワークショップ』(岩波書店)、『幸福な田舎のつくりかた:地域の誇りが人をつなぎ、小さな経済を動かす』(学芸出版)、『里山産業論「食の戦略」が六次産業を超える』(角川新書)、『田舎の力が未来をつくる!:ヒト・カネ・コトが持続するローカルからの変革』(合同出版)『地域の食をブランドにする!食のテキストをつくろう!』(岩波書店)など多数。 著書に37冊、共著・企画・編集を手掛けた本に35冊がある。認定NPO法人「WAN(ウィメンズ アクション ネットワーク)」(上野千鶴子理事長)のWEBサイトで女性農業者の活躍を紹介する「金丸弘美のニッポンはおいしい!」を連載中。
【ご案内】
・着席ご予約のお客様の座席は自由席です。イベント当日は、開演時間までに3階アカデミック・ラウンジにご来場ください。集客の状況により、予告なく開場時間を早める場合がございます。
・開演時間に遅れた場合、着席ご予約のお客様でも座席をご用意できない場合がございます。開演時間までにご来場くださいませ。
・イベント会場内では許可された以外の撮影・録音を固くお断りいたします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。不測の事態にともなう内容変更や中止のお知らせは、このページの更新およびPeatixのメッセージにて発信いたします。着席ご予約のお客様は必ず、Peatixのメッセージをご確認ください。
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