2023年2月の単行本刊行後、各メディアで大反響を呼び、読売文学賞受賞、本屋大賞ノミネート、キノベス!第二位と栄冠を重ね、大ベストセラーとなった川上未映子著『黄色い家』。生まれ育った家を出て、疑似家族のような場で、「家」を守り、生きていくために犯罪に手を染めていく主人公・花の懸命な姿には、数多くの共感と感動の声が寄せられました。今回、文庫化を記念し、歌人の穂村弘さんとのトークが実現。15年以上にわたり、川上さんと交流を深め、「言葉」について対話を重ねてきた穂村さんは、『黄色い家』をどう読んだのでしょうか。また、川上さんの小説の文章がこれほど多くの読者の心をゆさぶり、世界中の読者に熱狂的に読まれる理由は?「家」とは、「金」とは、「悪」とは何なのか――、稀代の言葉の紡ぎ手である二人が語り合います。
●日時| 2025年12月10日(水)19:00開演(18:30開場/20:30終演予定)
●会場| 紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4F)
●料金| ①チケットのみ 1,500円(税込)
②書籍付きチケット 3,350円(税込) (文庫『黄色い家』上下巻※上巻サイン本)
※当日入場時に対象書籍各1冊お渡し
●チケット販売| 2025年11月17日(月)10:00より販売を開始いたします。
◆キノチケットカウンター 新宿本店1階インフォメーションカウンター内(10:00~18:30)
●お問い合わせ 紀伊國屋ホール TEL:03-3354-0141(10:00~18:30)
*トークイベントの最後に質問コーナーを設けます。質問はこちらにお寄せください。お待ちしています。
※車いすでご来場されるお客さまは事前に劇場までご連絡ください。
※未就学児のお子様のご入場はご遠慮ください。
※イベント会場内および登壇者の撮影・録音・録画は禁止とさせていただきます。
【プロフィール】
©当山礼子
川上未映子(かわかみ みえこ)
大阪府出身。2008年、『乳と卵』で芥川賞、09年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、10年、『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、13年、詩集『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、16年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞を受賞。19年、『夏物語』で毎日出版文化賞を受賞、本作は英米、独、伊などでベストセラーに。その作品は、世界40言語以上で読まれている。『ヘヴン』の英訳は22年、国際ブッカー賞最終候補に選出された。23年、『すべて真夜中の恋人たち』が全米批評家協会賞最終ノミネート作品となる。最新作『黄色い家』は24年に読売文学賞を受賞、世界中で翻訳が進み、26年には英訳が刊行予定。26年には『すべて真夜中の恋人たち』の映画公開も予定されている。ほかに、村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』など著書多数。

穂村弘(ほむら ひろし)
1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌をはじめとして、評論、エッセイ、絵本、翻訳など広い分野で活躍。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『ラインマーカーズ』『世界音痴』『本当はちがうんだ日記』『絶叫委員会』『にょっ記』『彗星交叉点』『短歌のガチャポン』『蛸足ノート』『迷子手帳』『満月が欠けている』他。『短歌の友人』で伊藤整文学賞、『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。