【追加情報】
①伊藤銀次さん、荒俣宏さんにもサイン会にご参加いただけることになりました。
お2人の著作は会場でも販売いたします。既にご購入済みの方は当日お持ちくださいませ。
②ご来場いただいた方に、特典のポストカードを差し上げます。

バロン吉元×伊藤銀次×荒俣宏
「海外文化を“和製”のコードに——漫画と音楽でひもとく戦後日本」
本イベントの主題は、「海外文化を、どのように“和製”のコードにしてきたか——漫画と音楽で読み解く戦後日本」。1960〜70年代、日本では漫画と音楽の両分野において、海外文化を貪欲に吸収しながらも、それを単なる模倣に終わらせず、独自の表現へと結実させる創造の爆発が起きていました。しかし作品そのものが脚光をあびる一方で、そうした創作背景が語られる機会はあまりなかった実情が存在します。
銀次さんはバロン吉元作品に触れた時のことを、こう語っています。
「バロンさんの海外漫画への憧憬は、まるで僕たちがアメリカン・ポップスやロックに憧れて、なんとかそのやり方で音楽を作ろうとやってきたことと似たものを感じます。もともと日本にはなかった“音楽としてのかっこよさ”に熱病のように惹かれ、それを自分のものにしようと足掻いていた過去とシンクロするものを感じてしまいました。 いつかその辺りのお話をバロンさんと語り合えたらなあと思っていました。」
『新装版 昭和柔俠伝』の解説を手がけた内田樹さんは、文中において「1970年初頭の日本の文化的発信力は爆発的だった」と述べています。のちに“シティ・ポップ”として再発見され、時代を越えて現代のリスナーに評価されることになる1970年代日本の音楽と同様、漫画の世界にもまた、当時すでに国際的水準に達していた豊穣な表現の土壌が、確かに存在していました。
本イベントでは、荒俣宏さんの広範な知見を軸に、バロンさん、銀次さんの作品を手がかりとして、戦後日本の子どもたちが海外文化への憧れをいかに咀嚼し、"和製" へと接続していったのか──漫画と音楽の表現が交差する地点から、戦後日本のオルタナティブな文化史の輪郭を立体的に浮かび上がらせます。
イベント終了後には、登壇者によるサイン会も開催。ぜひ奮ってご参加ください。
【概要】
日時| 2026年1月12日(月・祝) 12:30開場 13:00開演
会場| 紀伊國屋書店新宿本店9階 イベントスペース
参加費| チケット制 1,500円
参加方法| 下記手順でご参加くださいませ。
①申込2025年12月30日10:30よりお電話で受付開始いたします。03-3354-0131(紀伊國屋書店新宿本店 受付時間10:30-20:30)
※年末年始は電話受付時間が変更となります 12月31日10:30-17:30 1月1日11:30-18:30 1月2日~ 1月4日10:30-19:30
*ご予約満数になりました。
*紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号のおかけいただいても受付できませんのでご了承くださいませ。
②当日受付
当日は開演20分前の12:30より受付を開始いたします。
会場受付にてお申し込み氏名をお申し出ください。
*お席は自由席です。お好きなお席にご着席ください。
*トーク終了後、サイン会を開催いたします。対象書籍は会場でも販売いたします。既にご購入済みの方は当日お持ちくださいませ。
【プロフィール】
バロン吉元
1940年11月11日、旧満州・奉天市出身、鹿児島県指宿市育ち。1959年に漫画家デビュー。劇画隆盛期に『どん亀野郎』『黒い鷲』『殴り屋』ほか多数の作品を発表し、代表作『柔俠伝』はシリーズ4作を約10年間にわたり連載。ピーク時はひと月に300ページ超を執筆する人気漫画家となるも、1980年に全ての連載を終えて単身渡米、マーベル・コミックなどで作品を発表。帰国後は漫画執筆と並行して一枚絵に着手し、以後30年にわたりバロン吉元の名を伏せ絵画制作に没頭。2004年、大阪芸術大学キャラクター造形学科教授に就任し、2013年の退官まで後進育成に力を注ぐ。2015年には雅号をバロン吉元に統一。以降、漫画作品を収めた初の画集『バロン吉元 画俠伝 ArtWork Archives』(リイド社)や、絵画を中心とする『バロン吉元画集 男爵』(パイインターナショナル)を刊行。画業60年を迎えた2019年には日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞。近年は北米やヨーロッパを中心に過去作の翻訳出版が進み、展示開催や国際漫画祭への参加など国内外で精力的に活動。2024年には約20年ぶりの新作劇画『あゝ、荒野』(原作:寺山修司)を「コミプレ」(ヒーローズ)で月刊連載開始

伊藤銀次
シンガーソングライター・作詞作曲家・アレンジャー・音楽プロデューサー・ギタリスト。1950年大阪生まれ。'72年にバンド“ごまのはえ”でデビュー。その後ココナツバンクを経て、シュガー・ベイブの'75年の名盤 『SONGS』(「DOWN TOWN」は山下達郎との共作)や,大瀧詠一&山下達郎との『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』('76年)など,歴史的なセッションに参加。'77年『DEADLY DRIVE』でソロ・デビュー。以後、『BABY BLUE』を含む10数枚のオリジナル・アルバムを発表しつつ、佐野元春、沢田研二、アン・ルイス、ウルフルズなど数々のアーティストをプロデュース。『笑っていいとも』のテーマ曲「ウクウキWATCHING」の作曲、『イカ天』審査員など、多方面で活躍。
荒俣宏
作家。京都国際マンガミュージアム館長。 1947年東京生まれ。
慶応義塾大学卒業後、10年間のサラリーマン生活ののち独立。百科事典の編集助手をしながら書いた小説「帝都物語」がベストセラーになり、日本SF大賞受賞。『世界大博物図鑑』で、サントリー学芸賞受賞。
神秘学、博物学、風水等多分野にわたり精力的に執筆活動を続け、その著書、訳書は350冊あまり。稀覯書のコレクターとしても有名。
【ご案内】
*お席は自由席です。
*サインは前方のお客様から係員がご案内いたします。
*お客様のご都合や交通機関の遅延により集合時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
*お申し込み後、お客様都合でのキャンセル及び払い戻しはいたしかねます。
*天災などの不測の事態により、イベントを中止する場合がございます。