紀伊國屋書店:一穂ミチ『スモールワールズ』(講談社) 4月22日(木)発売 ご予約受付中!

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一穂ミチ『スモールワールズ』(講談社) 4月22日(木)発売 ご予約受付中!

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このイベントについて

講談社特設ページにて一足先に本編未収録の特別ショートストーリー「回転晩餐会」を読んでみてください!

発売前から話題沸騰!今一番読んでほしい、素晴らしい小説が誕生しました!今年一番の話題作を一人でも多くの方に読んで頂きたい―― その思いで紀伊國屋書店は、全力で応援しています!

ゲラをいち早く読んだ弊社スタッフはもう夢中です。熱い感想をご紹介いたします。

背筋が寒くなるような感覚も、心に春風が吹いてくるような優しさも、すべては静かに静かに自身の内に入り込んできて、気づいたら予想もできなかったものを見ている。つかまってしまったんだな、この作品に。

徳島店 吉田咲子

短編小説集はわりと苦手な方なのですが、グッと襟首を捕まれて、一気にテイクダウンを取られました。一穂ミチワールド半端ないって!今を生きる全ての人のための、リアルタイムで紡がれた物語だと思います。

久留米店店長 花田吉隆

まるで息をするように一文一文が空気のように心にすーっと沁みわたり、色鮮やかな感情で体も心も包まれました!6編全てが、まるで、それぞれ違った色合いを放つ魔法の宝石のようで、読み終わった後も心にきらきらと輝きの余韻が残ります。それぞれの"秘密"に"心を魅了される"という魔法をかけられました!今から読まれるみなさまが本当にうらやましいです!体と心に言葉がどんどん吸い込まれていく、最高の読書体験が待っています!

福岡本店 宗岡敦子

心を鷲掴みにされるってこんな感じ。世の中いいことばかりじゃないけど嫌なことばかりでもなくて嘘や間違いや嫉妬や、希望や失望や絶望や勇気や、挫折や取り返しのつかないことや自分ではどうにもできないことや、そんな様々な出来事や気持ちにごちゃごちゃにされながらそれでも私たちは生きていて、みんななんとか生きていて、ダメな自分も少しいいところのある自分もまるごと抱えて、また一歩踏み出すのも悪くはないかなと思えるような、そんな素晴らしい作品でした。たくさんの読者にこの物語が届きますように。

ららぽーと横浜店店長 千葉拓

自分のものであってもコントロールできない感情に振り回される。人生ってやつは、やっぱりおもしろい!

セブンパークアリオ柏店 小倉浩美

全体的にほの暗く、秘密を含んだような作品。思うようにいかない人生を過ごす6人のひと時を切り取って覗いたような後ろめたさを感じました。6作品とも異なる切り口で描かれていてそれぞれ楽しめますが、私が好きなのは「魔王の帰還」です。破天荒なお姉さんの胸に抱えた悲しみ、そしてそれに向き合っていくさまが格好よくて憧れます。
また、最後の「式日」の中の「誰の人生だって激動だよなぁ」というセリフがとても印象的でした。この本の話の中だけでなく、誰しもが後悔や未練、無念な気持ちを抱えながらも、それでも前を向いて生きていく。そんなエールを貰った気がします。

そしてそして!それぞれが独立した短編集だと思っていたのに、最後の最後で「え……この人って……?」ってもう一度読み返したら、どの作品もちょっとずつ繋がっていて、その仕掛けに気付いた時、驚愕のあまりブワーッ!って鳥肌が立ちました。このネタバレは読んだ人としか話せないのが悔しい!恐るべし、一穂ミチ先生!

セブンパークアリオ柏店 伊藤奈穂子

光があるから影が生まれる。光がなければ影は生まれない。でも光のない人生に何の意味があるのだろう。この物語はきっと誰かの光に成りえる。

徳島店店長 小澤康基

 まず驚かされたのが、オムニバス形式なのに1作品ごとの内容がとても濃い事です。それぞれで1冊ずつ出版しても絶対イケそうなのに。合計6冊出せる訳です勿体ない(笑)。そんな風に思えるほど、衝撃的で、そして素晴らしい作品たちでした。一穂ミチという作家を知れて本当に、感謝しかありません。 

佐賀店 鳥居清香

どこかに眠っている自分の闇と重ねあわせて共感してしまい、闇を感じたかと思えば、噴き出して笑い、そしてぞくっと怖さや悲しさも感じる。静かな物語なのに大いに心はかき乱され、この作品、この作家さんに出会ったことに興奮しました。

泉北店店長 此川裕子

「小さな世界」は針のように鋭く心に入り込み、その存在は心の中でどんどん大きくなっていく。語られるそれぞれの物語は決して雄大なものではなく、ちょっぴりユニークなところはあるけど、どこかにいそうな(そしていて欲しい)人びとのお話。彼らのお話は、私自身は体験したことがないようなことばかりなのに、すとん、と胸に入り込んでくるのはなぜだろう。ちょっとずつ繋がる彼らと、私自身も繋がっていればいいのにと思う。書店員をやっていると「出会っちゃったな」と思える本と巡り合うときがたまにある。この本はまちがいなく、それ。ぜひ読んで欲しいです!

天王寺ミオ店店長 朝加昌良

読後だれかと話したくなり、「読んでみて」「なるべく早く」とつい皆に勧めてしまった。プルーフは1冊しかないのに。

国分寺店店長 桐生稔也

自分の日常を人に話すと、引かれることがあります。「買ったばかりの傘を3連続でなくしている」とか「東西南北が未だ怪しい」とか・・・日常と言いながら、もちろんその時はショックです。でもこんなことで凹むな、みんな同じように頑張っているんだ、と言い聞かせてその悲しさに蓋をしてきました。そういう大人って、たくさんいるのではないでしょうか。この本は、そんな痛みに鈍くなった大人のための特等席だと思います。読者という最高の第三者目線で『スモールワールズ』が切り取った「普通の生活」を覗くことができます。それは私たちから見たら異常で、でも物語の中の人々にとっては日常の暮らしの断片でしかない。私が見ている世界は、なんて狭くて小さいのだろうと震えました。そして、どれほど自分の感情を見過ごしてきたのだろうかと切なくなりました。辛いことは「ツライ」と言ってよかったんだ・・・辛さに慣れようと頑張ってしまっているすべての人に「スモールワールズ」を届けたいです。       

札幌本店 大石理咲子

人間の怖さ、愚かさ、愛おしさが詰まった噂通りの傑作でした。人生ままならないことが多いがそれでも何とか生きていく。全てのエピソードを夢中になって読み進めました。

鹿児島店店長 小森圭悟

6つの物語すべてが、とても印象に残りました。特に「ピクニック」の章が強烈でした。「凄いものを読んでしまった」という読後感です。とにかく「誰かに、この本を伝えなきゃ」という、不思議な気持ちになります。上手く言語化すら出来ないのに。発売前なのに、多くの方がこの本を話題にすることが、分かるような気がしました。

いよてつ髙島屋店店長 氏家康太

何度も鳥肌が立ちました。これは本当に短編集なのだろうか?心の奥からわいて くる感動、引き込まれた世界観。一話ごとに、ゆっくりと長い時間が流れていき ました。それぞれの話が、心に響きましたが中でも「花うた」が どうしようも なく切なくて、読み終えた後もしばらく本を閉じることができませんでした。
素晴らしい一冊に出会えてよかったです。 

天王寺ミオ店 木曽由美子

一穂さんは、パズルのピースの一つ一つをとても大切に思っている、綺麗なピースばかりではない、存在を忘れられているピースもある、捨ててしまいたいようなピースもある。それでもそのピースがなければこの世界は存在していない。意思の力や勢いや芯の太さや声の大きさが大切にさ れやすいこの世の中で、ただそこに存在するだけのように見える細部まですくい 上げ愛おしく描き出す目線が、温かく ときに残酷に読者に語りかけてくる一冊 だと思いました。

梅田本店 江口茉莉

…もう「ネオンテトラ」の途中からびっくりしました。ほんとに天才かよ、って 口から出ました。それからは一章読み終わるごとに「いや、マジで天才…」「う わ、天才…」と呟きながら余韻に浸る時間を数分作らないと、次に行けないくら いの衝撃の連続でした。読後は、この天才は、誰?と知りたい衝動を抑えられず、スマホを開き「一穂ミチ」を検索してしまいました。ツイッターもフォローしま した。もう、同業者やお客様だけではなく、肉親から友達からいろんな人たちにすんごいの出るぞ――い!!とおススメして回りたい作品です!!ちなみに私は 「魔王の帰還」が一番好きです。

オーロラタウン店店長 浅野加奈子

感じたのは凄味。目が眩みました。ネオンテトラをトイレに流し、夫が大切だからこそひるむ魔王、「あの日」、がリプレイされ、罪と贖罪の形を突き付けられ、適量が分からない私たちは楽な方へ逃げてしまう。それぞれのエピソードの語り口を変えてくるところがまた憎い。書き手の技量のレベルの高さをこれでもかと見せつけられたように思いました。登場人物のやるせなさに胸がじりじりし、ラストエピソードを読んだ瞬間、再び冒頭にかじりつく。そうさせる構成の上手さ!何かしらの賞をとらないはずがない。これは絶対人に勧めたい!

広島店 藤井美樹

とてつもなく面白かったです。これはぜひ読んで欲しい。いや、読んでもらわなければなりません。

鹿児島店 深川しのぶ

 単純なハッピーエンドを許さないストーリー展開が私のツボにはまりました。

鹿児島店 除川理紗

何度も読みたくなる小説っていうのは時々出会います。1日で3回読んだというのは初めて。それでもまだ足りないと思ったのも人生初です。

和書販売促進部 松井清正

 読んでみる前から、評判を耳にしたので期待値高めに読みました。
 まず先に読後の感想を……読み終えた後の余韻が物凄いものでした。”放心”は言い過ぎかもしれませんが、それに近いものです。

 6編の短編集すべてに共通するものは『家族』。
 一穂さんの文は場面が容易に浮かぶもので、だからこそ優しくも突き放した展開に心えぐられる時がありました。(私個人的には『花うた』が、それです)

 『魔王の帰還』では声を出して笑わせてもらい、『ピクニック』ではゾッとさせられる、と思いきや『愛を適量』ラストで不意打ちに泣かされる。各話、性別年齢様々な登場人物たちですが、主人公達の気持ちに殆ど共感できました。各話がちょっとだけ繋がっていくのも面白い。まさにスモールワールズでした。

 女性も男性も読みごたえ十分な作品だと思います。ちょっと覗いたら最後。一穂さんの世界に引きずり込まれて、あれよあれよと名言達に魅了されて……控えめに言って最高な作品でした!

『スモールワールズ』感想 アミュプラザみやざき店 星野さんアミュプラザみやざき店 星野絵美

 

一穂ミチ『スモールワールズ』(講談社) 4月22日(木)発売 

【内容紹介】
夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合えなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった高校時代の先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。

【著者プロフィール】
一穂ミチ
2008年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。
劇場版アニメ化もされ話題の『イエスかノーか半分か』など著作多数

「スモールワールズ刊行記念<特別ショートストーリー>「回転晩餐会」」は電子書籍Kinoppyでもご覧いただけます。 ▶電子書籍 Kinoppy版

スモールワールズ ポスター