現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT (ワット)」にて開催中の建築倉庫プロジェクト企画展『謳う建築(うたうけんちく)』と紀伊國屋書店新宿本店がコラボ!
当店を会場に、同展覧会の内容を「本」で表したブックフェアや展示企画を 2階文学書売場と4階建築書売場の2フロア合同で開催いたします。
メイン企画となるブックフェアでは、
【展覧会の出展作家たちの著作】
【当店詩歌棚担当が選んだ"建築"を感じる詩や文芸の本】
【建築書担当が選んだ"詩"を感じる建築の本】
3つのテーマで選書した、各120点程の書籍が並びます。
*一部をこちらのページ下部でもご紹介しています。
*開催期間:2階文学書…*開催終了致しました。3/6(土)~4/7(水)、4階建築書…3/6(土)〜4/30(金)
モダニズムの巨匠前川國男によって設計された、当店の建築「紀伊國屋ビルディング」は東京都選定歴史的建造物であり、この地に建って今年で57年になります。
本との出会いを届ける書店という空間であり、建築的に価値のあるこの空間で、建築に関心がある人が文芸に、文芸に関心がある人が建築に触れるきっかけになり、建築と文芸をつなぐ機会になれば幸いです。
ご来店の際はぜひご覧ください。
◎暁方ミセイ作詩「塔の家」
暁方ミセイが建築家東孝光設計「塔の家」を体験して作った詩作品をパネル化し、
4階ブックフェア会場にて展示しています。
◎篠原明里・伊藤寛の模型
展覧会に出展している建築家の方々に特別にお借り致しました。
2階:篠原明里さん「昭島の住宅」→4/7(水)展示終了致しました。
4階:伊藤寛さん「多摩川台地の家」*4/30(金)まで展示中
◎3/15(日)追記
当店C階段(最も靖国通り側の階段)2階から3階への踊り場に、
「謳う建築」特大ポスターを掲示しました!
展覧会の会場写真や、谷川俊太郎さんがこの展覧会のために作成した詩作品などを特別に掲載しています。
★開催記念!「招待券」プレゼント→3/30追記:配布終了いたしました。3/6(土)〜ブックフェアの書籍をご購入のお客様【先着30名】に「謳う建築」展、招待券ををプレゼント!お渡しは“4階レジのみ”です。お会計の際に係員までお申し出ください。他階で該当書籍をお会計の場合は、4階レジ係員にレシートの提示と共にお申し付けください。
≪「WHAT」にて開催中の建築倉庫プロジェクトの企画展「謳う建築」について≫
詩人であり建築家の立原道造は、「住宅・エッセイ」(1936年)において、人生をひとつの中空のボールに例え、「住宅する精神は、ボールの表面を包み、エッセイする精神は、中空のボールの内部の凹状空間の表面を包まうとする」と述べました。そこには立原の身体を通して建築と文学を同時に作動させながら生きた精神があります。
こうした立原の精神が、寺田倉庫株式会社が運営する「WHAT」の建築倉庫プロジェクト企画展「謳う建築」へインスピレーションを与えました。
展覧会会場では、建築家が生み出した住宅建築を実際に文芸家や詩人が体験し、書き下ろした言葉を展示。住まいと向き合い続けた建築家が手がけた住宅に宿る空気感や、五感を揺さぶる空間の本質について文芸家が謳う作品を通して浮かび上がらせるという、建築と文芸の領域を横断する内容になっています。
詳細はぜひ、下記リンクをご覧ください。

「謳う建築」展 会場写真©瀬尾憲司

「謳う建築」展 会場写真©瀬尾憲司

「謳う建築」展 会場写真©瀬尾憲司
「謳う建築」展 詳細はこちら
https://what.warehouseofart.org/exhibitions_events/utaukenchiku-2/
展覧会チケットの購入はこちら
https://www.e-tix.jp/what/