「八郎」
■原作 斎藤隆介
滝平二郎(理論社刊愛蔵本「ベロ出しチョンマ」より)
■脚色 川尻泰司
■演出 岡本和彦
■ストーリー
八郎はでっけえでっけえ山男だ。八郎は毎日浜辺に出て、海に向かって「おらア大きくなりてえ、だれにもまけねえほど大きくなりてえだ」と叫ぶ。
ある年の秋海が荒れ、たわわに稲の実った田んぼに波が襲いかかろうとする。八郎は、荒れ狂う海から百姓を、田んぼを救おうと打ち寄せる波を押し返し、山をかついで海との戦いに挑む。そんな八郎になおも襲いかかろうとする海、ついに八郎は・・・
「人間の優しい心はこの世の中に花を咲かせるが、生命を捨てて人々を助ける人間は山を作るのだ」一花咲き山のばんばあが少女あやに語った「八郎」の物語。八郎は海との闘いの中から何を見つけたのか?民衆のための創作民話の世界において金字塔を打ち建てた斎藤隆介=滝平二郎ワールド、その中から力強く、ダイナミックに舞台上に描く「八郎」の世界を、プークの人形達とともにご堪能ください。
「にんぎょう祭りばやし」
■構成・演出 岸本真理子
■ストーリー
私たち日本人の心に染み渡っている祭囃子。そのリズムと調べに子どももおとなも心は弾み「ハレ」の世界に誘(いざな)われる。軽快な祭りばやしに乗って獅子舞、猿まわし、龍の舞、南京玉すだれなどといった祭りの情景が人形達によって勇壮に、時にユーモラスに繰り広げられ、私たちの「祭り」への憧憬を満たしてくれます。
■日程表
《チケット情報》 ■入場料金[全席指定・税込] 一般 3,190円 (3才~小学生含む) ■チケット発売 2020年6月15日(月)10:00~ ■前売券取り扱い ◎各種プレイガイド |
■お問合せ 人形劇団プーク 03-3370-3371