紀伊國屋書店:2025年「本屋大賞」ノミネート作が発表されました!(2025/2/3)

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2025年「本屋大賞」ノミネート作が発表されました!(2025/2/3)

2月3日、2025年本屋大賞のノミネート10作が発表されました。大賞発表は2025年4月9日(水)の予定です。今年の大賞はどの作品でしょうか。ノミネート作を読みながら楽しみにお待ちください。 ▶本屋大賞公式サイト ▶2024年「本屋大賞」受賞作

■2025年本屋大賞ノミネート 【作品名五十音順】
『アルプス席の母』早見和真/小学館
『カフネ』阿部暁子/講談社
『禁忌の子』山口未桜/東京創元社
『恋とか愛とかやさしさなら』一穂ミチ/小学館
『小説』」野崎まど/講談社
『死んだ山田と教室』金子玲介/講談社
『spring』恩田陸/筑摩書房
『生殖記』朝井リョウ/小学館
『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈/新潮社
『人魚が逃げた』青山美智子/PHP研究所

※『カフネ』『禁忌の子』『恋とか愛とかやさしさなら』『小説』『死んだ山田と教室』『spring』『生殖記』『人魚が逃げた』は「キノベス!2025」にもランクインした作品です!

2025年本屋大賞ノミネート作品『アルプス席の母』

デビュー作『ひゃくはち』以来となる著者渾身の、まったく新しい高校野球小説!母親たちの熱闘甲子園!

2025年本屋大賞ノミネート作品『カフネ』

一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添っている。法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。

2025年本屋大賞ノミネート作品『禁忌の子』

救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは―。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ!第三十四回鮎川哲也賞受賞作。

2025年本屋大賞ノミネート作品『恋とか愛とかやさしさなら』

プロポーズされた翌日、恋人が盗撮で捕まった。直木賞受賞第一作。全国の書店から過去最大級の反響が殺到中の、著者新境地となる恋愛小説。

2025年本屋大賞ノミネート作品『小説』

読むだけじゃ駄目なのか。五歳で読んだ『走れメロス』をきっかけに、内海集司の人生は小説にささげられることになった。一二歳になると、内海集司は小説の魅力を共有できる生涯の友・外崎真と出会い、二人は小説家が住んでいるというモジャ屋敷に潜り込む。そこでは好きなだけ本を読んでいても怒られることはなく、小説家・髭先生は二人の小説世界をさらに豊かにしていく。しかし、その屋敷にはある秘密があった。それでも小説を読む。小説を読む。読む。宇宙のすべてが小説に集まる。

2025年本屋大賞ノミネート作品『死んだ山田と教室』

夏休みが終わる直前、人気者の山田が死んだ。悲しみに沈むクラスに担任の花浦が席替えを提案すると教室のスピーカーから死んだ山田の声が聞こえた。山田はスピーカーに憑依してしまったらしい。“俺、二年E組が大好きなんで”。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまる。第65回メフィスト賞受賞!!

2025年本屋大賞ノミネート作品『spring』

彼は求める。舞台の神を。憎しみと錯覚するほどに。構想、執筆10年、待望のバレエ小説。

2025年本屋大賞ノミネート作品『生殖記』

とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。体組成計を買うため―ではなく、寿命を効率よく消費するために。この本は、そんなヒトのオス個体に宿る○○目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。

2025年本屋大賞ノミネート作品『成瀬は信じた道をいく』

唯一無二の主人公、再び。…と思いきや、まさかの事件が勃発!?我が道を突き進む成瀬あかりは、今日も今日とて知らぬ間に、多くの人に影響を与えていた。「ゼゼカラ」ファンの小学生、成瀬の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくして生まれた女子大生…個性豊かな面々が新たな成瀬あかり史に名を刻む。そんな中、幼馴染の島崎が故郷に帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており…!?

2025年本屋大賞ノミネート作品『人魚が逃げた』

小説を愛するすべての人に、この嘘を捧ぐ―。あの三月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって…逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め―。そしてその「人魚騒動」の裏では、五人の男女が「人生の節目」を迎えていた。銀座を訪れた五人を待ち受ける意外な運命とは。「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか…。

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