東急田園都市線と大井町線が走る二子玉川駅。古くは大山街道の宿場町として栄え、現在は「二子玉(にこたま)」の愛称で親しまれるこの街に、紀伊國屋書店 玉川高島屋店があります。紀伊國屋書店 玉川高島屋店は、日本初の郊外型ショッピングセンターとして1969年に誕生した玉川高島屋S・C内に、オープン当初から入居。その歴史は街の発展とともに、およそ半世紀を数えます。広々とした店内には、雑誌や一般書籍に加え各種専門書まで、在庫およそ30万冊を取りそろえた総合書店となっています。
女性客を中心に、幅広い年齢層に親しまれてきた紀伊國屋書店 玉川高島屋店。なかでも、児童書・学習参考書のコーナーは都内有数の品揃えとなっています。Gakken CURIO FACTORY・KUMON PARKなどの施設もあり、教育への意識の高さが伺えます。「赤ちゃんの時から、絵本を買って読み聞かせているという方が多いと思います。土日になるとここ(児童書の前の通路)はベビーカーで一杯になってますので、小さい時から絵本に親しんでいるというお客様が多いようですね。子どもは遊びながら学ぶという部分があるので、手にとってパラパラめくったり、知育玩具を触って親子で感触を試したりと、そういう姿は非常に嬉しいですね。」(宮村店長)
街の発展と共に歩んできた紀伊國屋書店 玉川高島屋店。これからも老舗書店の誇りと確かな信頼を糧として、地域の方々に最高の一冊を届けていきます。「インターネットでの販売全盛期に、あえてリアルの書店をやっている意義を、しっかりと共有していきたいと思っています。一番大きいのが、お客様と本との接点づくりを続けていくということですね。それによってお客様のライフスタイルが豊かになってきて、本を売る私たちも、本を買うお客様も共にハッピーになる。それが一番大きなこと、大事なことだと思います。」「紙の本は、出版社が社を賭けて作っていますので、そういったものを出版界の最後の窓口として書店で売るということは、非常に意義のあることではないかと思っています。」(宮村店長)
制作・J:COM 統括・東京都書店商業組合
この動画は、中小企業新戦略支援事業(団体向け)に係る特別支援「新しい日常対応型業界活性化プロジェクト」を活用して、東京都書店商業組合が制作したものです。