海外文学おすすめフェア
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世界から愛される古典文学・海外小説のおすすめを集めました。
書名に聞き覚えがある!映画やドラマで観た!でも読んだことはない…
そんな方に!!じっくり本で読んでみませんか?初心者におすすめの作品も紹介しています。ぜひご覧ください。
下記、選書リストから
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砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。 それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。 一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。 最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。
32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。 手術を受けたチャーリイは、超天才に変貌していくが……人生のさまざまな問題と喜怒哀楽を繊細に描き、全世界が涙した現代の聖書。
真冬の欧州を走る豪華列車オリエント急行には、国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた。 奇妙な雰囲気に包まれたその車内で、いわくありげな老富豪が無残な刺殺体で発見される。 偶然乗り合わせた名探偵ポアロが捜査に乗り出すが、すべての乗客には完璧なアリバイが……ミステリの魅力が詰まった永遠の名作の新訳版。
「おれはどうなったんだ?」平凡なサラリーマンのグレゴールはベッドの中で巨大な虫けらに姿を変えていた。 変身の意味と理由が明かされることはなく、主人公の家族を巻き込んだ不条理な物語が展開していく―。 最新のカフカ研究を踏まえた精緻でテンポよい新訳で贈る不朽の問題作。 神話化されつづける作家の実像を、両親や恋人、労災保険局での仕事、ユダヤ人の出自、執筆の背景などから多面的に説き明かす、訳者解説を収録。
永遠の名作を、新しく読みやすい抄訳で!貧しさにたえかねて一片のパンを盗み、19年を牢獄ですごさねばならなかったジャン・ヴァルジャン。 出獄した彼は、ミリエル司教の館から銀の食器を盗み出すが、慈悲ぶかい司教の温情が、彼を目ざめさせる。
無償の愛が、一人の男を変え、世界をも変えていく??青年マリウスは、美少女コゼットに恋をした。 彼女への思いをつのらせる彼だったが、革命騒ぎのただなかに巻き込まれ、絶体絶命となる。 そのときコゼットと一緒にいた男、ヴァルジャンと再会し――。
インチキ野郎は大嫌い! おとなの儀礼的な処世術やまやかしに反発し、虚栄と悪の華に飾られた巨大な人工都市ニューヨークの街を、たったひとりでさまよいつづける16歳の少年の目に映じたものは何か? 病める高度文明社会への辛辣な批判を秘めて若い世代の共感を呼ぶ永遠のベストセラー。
鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。 この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。
不安と恐怖に駆られ、良心の呵責に耐えきれぬラスコーリニコフは、偶然知り合った娼婦ソーニャの自己犠牲に徹した生き方に打たれ、ついに自らを法の手にゆだねる。 ―ロシヤ思想史にインテリゲンチャの出現が特筆された1860年代、急激な価値転換が行われる中での青年層の思想の昏迷を予言し、強烈な人間回復への願望を訴えたヒューマニズムの書として不滅の価値に輝く作品である。
ひたむきな自然児であるだけに傷つきやすい少年ハンスは、周囲の人々の期待にこたえようとひたすら勉強にうちこみ、神学校の入学試験に通った。 だが、そこでの生活は少年の心を踏みにじる規則ずくめなものだった。 少年らしい反抗に駆りたてられた彼は、学校を去って見習い工として出なおそうとする…。 子どもの心と生活とを自らの文学のふるさととするヘッセの代表的自伝小説である。
経済的理由で好きでもない人と結婚していいものだろうか。 いつの時代も幸福な結婚を考える女性の悩みは変わらない。 エリザベスとダーシーの誤解からはじまるラブロマンスは、いつ読んでも瑞々しく、オースティンの細やかな心理描写は、ときおり毒もはらむがユーモラスで、読後は幸せな気持ちにさせてくれる。 愛らしい十九世紀の挿絵五十余点収載。
子供のころ誰しも一度はあの大人国・小人国の物語に胸を躍らせたにちがいない.だが,おとなの目で原作を読むとき,そこにはおのずと別の世界が現出する.他をえぐり自らをえぐるスウィフト(一六六七―一七四五)の筆鋒は,ほとんど諷刺の枠をつき破り,ついには人間そのものに対する戦慄すべき呪詛へと行きつかずには止まない
絢爛豪華な邸宅に贅沢な車を持ち、夜ごと盛大なパーティを開く男、ギャッツビーがここまで富を築き上げてきたのは、すべて、かつての恋人を取り戻すためだった。 だが、異常なまでのその一途な愛は、やがて悲劇を招く。 過去は取り返せる―そう信じて夢に砕けた男の物語。
永遠の愛のバイブル。 天才劇作家が描く、世界一有名な恋愛劇。 モンタギュー家の一人息子ロミオは、キャピュレット家の舞踏会に仮面をつけて忍びこんだが、この家の一人娘ジュリエットと一目で激しい恋に落ちてしまった。 仇敵同士の両家に生れた二人が宿命的な出会いをし、月光の下で永遠の愛を誓い合ったのもつかのま、かなしい破局をむかえる話はあまりにも有名であり、現代でもなお広く翻訳翻案が行われている。 世界恋愛悲劇の代表的傑作。
ある昼下がりのこと、チョッキを着た白ウサギを追いかけて大きな穴にとびこむとそこには…。 アリスがたどる奇妙で不思議な冒険の物語は、作者キャロルが幼い三姉妹と出かけたピクニックで、次女のアリス・リデルにせがまれて即興的に作ったお話でした。 1865年にイギリスで刊行されて以来、世界中で親しまれている傑作ファンタジーを金子国義のカラー挿画でお届けするオリジナル版。
孤児アンはプリンス・エドワード島のグリーン・ゲイブルズでマシューとマリラに愛され、すこやかに育つ。 笑いと涙の名作は英文学が引用される芸術的な文学だった。 お茶会のラズベリー水とカシス酒、スコットランド系アンの民族衣裳も原書通りに翻訳。 みずみずしく夢のある日本初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ第1巻。