上野昻志『黄昏映画館 わが日本映画誌』(国書刊行会)刊行記念
上野昻志×山根貞男トークショー
映画の“肉体”を見つめてその面白さと魅力を引き出す、不断に反転する思考と深い洞察に裏づけされた批評――それが評論家上野昻志の映画批評だ。このたび単行本未収録の日本映画論を中心にまとめた『黄昏映画館 わが日本映画誌』は加藤泰・鈴木清順・大島渚・吉田喜重・森﨑東・黒木和雄・小沼勝についての長い論考、画期的な川島雄三論、抱腹絶倒の山田洋次論、相米慎二・北野武・阪本順治と並走する批評、豊田利晃・大森立嗣・横浜聡子など新しい作家を応援する文章といった50年分の豊饒な仕事が詰まっている。
この984頁の大著の刊行を記念し、1969年に編集者として上野氏に映画批評執筆を依頼した縁のある、映画評論家の山根貞男さんをお迎えしてトークショーを開催いたします。
【日時】2022年7月31日(日) 13:40開場 14:00開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 2階BOOK SALON
【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。2022年7月4日(月)10:30よりお電話にて座席のご予約を受け付けいたします。(先着20名)
定員に達したため、座席予約の受付は終了いたしました。ありがとうございました。
なお、オープンスペースですので立ち見にてご観覧いただくことも可能です。
ご予約電話番号:03-3354-0131 新宿本店代表(10:30~20:30)
※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
★新宿本店で『黄昏映画館 わが日本映画誌』(国書刊行会 税込7,700円)をお買上げのお客様は、トークイベント終了後、サイン会にご参加いただけます。
【プロフィール】
上野昻志(うえの こうし)
1941年東京生まれ。評論家。66年、東京都立大学大学院在籍中(専攻は中国文学)に漫画雑誌「ガロ」の社会時評的コラム〈目安箱〉連載で執筆活動に入る。69年から山根貞男・波多野哲朗・手島修三編集の雑誌「シネマ69」にて映画批評も執筆し始める。73年『戒厳令』(吉田喜重監督)のプロデューサーもつとめた。著書に『沈黙の弾機 上野昂志評論集』(青林堂)『ええ音やないか 橋本文雄・録音技師一代』(橋本文雄と共著、リトル・モア)『映画全文 1992~1997』(リトル・モア)、編著に『鈴木清順全映画』(立風書房)などがある。
山根貞男(やまね さだお)
1939年大阪生まれ。映画評論家。大阪外国語大学フランス語科卒業。書評誌・書籍編集者を経て、69年映画批評誌「シネマ」の編集・発行に参加。86年より「キネマ旬報」に日本映画時評を書き続けている。主な著書に『日本映画時評集成(全3巻)』(国書刊行会)、『マキノ雅弘 映画という祭り』(新潮選書)『東映任侠映画120本斬り』 (ちくま新書)、共著に『俳優原田芳雄』(キネマ旬報社)、編著に『加藤泰、映画を語る』 (ちくま文庫)『日本映画作品大事典』(三省堂)などがある。
【ご案内】
・会場内は自由席となります。ご予約済みのお客様は開場時間よりご入場いただき、お好きな席にお座りいただけます。
・イベント会場での録音は固くお断りします。
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