紀伊國屋書店:法政大学出版局『ミシェル・アンリ読本』刊行記念フェア 目に見えない「大事なもの」を探す人のために

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法政大学出版局『ミシェル・アンリ読本』刊行記念フェア 目に見えない「大事なもの」を探す人のために

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  • 法政大学出版局
日時
場所
    紀伊國屋書店
  • 札幌本店
  • 2F人文科学フェアコーナー

法政大学出版局『ミシェル・アンリ読本』刊行記念フェア 

目に見えない「大事なもの」を探す人のために

 

 

2022年9月8日(木)~11月8日(火)

 

2F人文科学フェアコーナー

 

2H-0302棚

 

 

— フェア概要 -

 

今年生誕100年、そして没後20年を迎えるフランスの哲学者ミシェル・アンリ。
彼は「目には見えない」「大事なもの」をひたすら追求し続けた哲学者です。
当フェアは法政大学出版局『ミシェル・アンリ読本』の刊行を記念しまして、アンリの魅力により深く触れることができる書籍を集めました。
本書編者の方々による、読み応えのあるリーフレットも配布しております。
― 目に見えない「大事なもの」を探す人のために ―
ぜひご覧いただきたいフェアです。

 

 

〇フェア告知動画も合わせてご覧くださいませ〇

 

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法政大学出版局『ミシェル・アンリ読本』刊行記念フェア

第1部 ミシェル・アンリの軌跡 第2部 西洋哲学史を読み解くミシェル・アンリ(アンリとドイツ神秘主義 『現出の本質』におけるエックハルト理解を中心に;アンリと合理主義哲学 デカルト、そしてスピノザ ほか) 第3部 ミシェル・アンリにおける主要テーマ(感情と自己 アンリの生の現象学の端緒;身体と肉 「主観的でありエゴそれ自体である身体」 ほか) 第4部 ミシェル・アンリと現代思想(アンリとリクール アリーナとしてのマルクス解釈;アンリとドゥルーズ 「内在主義」の同一性と差異 ほか) 主要著作解題(『現出の本質』(一九六三) 『身体の哲学と現象学―ビラン存在論についての試論』(一九六五) ほか)

誤解と歪曲とに満ちた従来のマルクス理解を退け,テクストの徹底的な読み直しに挑んで,彼の見出した現実的基礎を生=実践の現象学的存在論から分析・再構成する。

近代哲学の父にして偉大な数学・物理学者でもあったデカルトが、『方法序説』の刊行後、形而上学にかかわる思索のすべてを、より精密に本書で展開。 ここでは、一人称による六日間の省察という形式をとり、徹底した懐疑の積み重ねから、確実なる知識を探り、神の存在と心身の区別を証明しようとする。 この著作は、その後、今日まで連なる哲学と科学の流れの出発点となった。 初めて読むのに最適な哲学書として、かならず名前を挙げられる古典の新訳。 全デカルト・テキストとの関連を総覧できる註解と総索引を完備。 これ以上なく平明で精緻な解説を付した決定版。

晩年、孤独を強いられたルソーが、日々の散歩のなかで浮かび上がる想念や印象をもとに、自らの生涯を省みながら自己との対話を綴った10の“哲学エッセイ”。 「思索」ではなく、「夢想」に身をゆだねたその真意は?他作品との繋がりにも言及した中山元氏による詳細な解説が付く。

ニーチェの処女作.ギリシャ文化の明朗さや力強さの底に「強さのペシミズム」を見たニーチェは,ギリシャ悲劇の成立とその盛衰を,アポロ的とディオニュソス的という対立概念によって説く.そしてワーグナーの楽劇を現代ドイツ都市の復興,「悲劇の再生」として謳歌した.ここには倫理の世界を超えた詩人の顔が見てとれる.

ニーチェが目指したのは、たんに道徳的な善と悪の概念を転倒することではなく、西洋文明の根本的な価値観を転倒すること、近代哲学批判だけではなく、学問もまた「一つの形而上学的な信仰に依拠している」として批判することだった。 ニーチェがいま、はじめて理解できる決定訳。

時間は意識のなかでどのように構成されるのか。 哲学・思想・科学に大きな影響を及ぼしている名著の新訳。 詳密な訳注を付し、初学者の理解を助ける。

第1編 純粋経験(純粋経験;思惟 ほか) 第2編 実在(考究の出立点;意識現象が唯一の実在である ほか) 第3編 善(行為;意志の自由 ほか) 第4編 宗教(宗教的要求;宗教の本質 ほか)

現代フランスの現象学を代表するミシェル・アンリの主著待望の完訳!上巻は原著の第1節から43節まで及び索引等を収める

現象学の現出論的展開の古典的名著。 この下巻には原著の第44節から77節(了)索引及び訳者あとがきを収める

自己が生命の根拠に支えられて世界と出会う行為的原理である「あいだ」。 その構造を、ゲシュタルトクライス理論に拠りつつ、ノエマ・ノエシスの円環的関係を西田哲学の「行為的直観」と関連づけて、多面的に解き明かす。 自己が主体として生きるということは、生命一般の根拠の「おのずから」の動きにかかわると同時に、間主体的な世界を維持することではないか。 ユクスキュル、ブーバー、レヴィナスらへの言及を通じて自他の関係を考察し、ダブル・バインド仮説の可能性を改めて問う。 独自の学問的地平を切り拓いた著者の世界をわかりやすく示す。

1 生きがいということば 2 生きがいを感じる心 3 生きがいを求める心 4 生きがいの対象 5 生きがいをうばい去るもの 6 生きがい喪失者の心の世界 7 新しい生きがいを求めて 8 新しい生きがいの発見 9 精神的な生きがい 10 心の世界の変革 11 現世へのもどりかた

意識の根本に〈身体〉を据えたメーヌ・ド・ビランとの対話を通して生の哲学を基礎づけ、主観性が身体と不可分のものであることを示してビラン哲学を蘇らせる。

日常の世界で私たちが用いる能力、すなわち感覚から意志的運動までにわたる諸能力の駆使により、私たちは、自らの内部・外部に様々な“現われ”の出現を経験する。 それら“現われ”相互の連関を探り、秩序づけるビランの営為は、その独自の身体論と相まって、優れて今日的であることを説き明かした気鋭の労作。

抽象芸術の旗手カンディンスキーによる理論的主著。 絵画の構成要素を徹底的に分析し、「生きた作品」の構築を試みる。 デザインの本質を突く一冊。

内部/外部―見えないものと見えるもの 「抽象絵画」という表現において「抽象」の意味するもの フォルム 純粋な絵画的フォルム 抽象的なフォルム―要素の理論 絵画性の解明 点 線 基礎平面 要素の統一性 目に見えない色 フォルムと色 フォルムと色の統一性に関する困難さ コンポジション 壮大な芸術 音楽と絵画 芸術の本質 絵画はすべて抽象的である 芸術と宇宙

Prologue まどろみのとき―1866~1895年・0~29歳 1 モスクワからミュンヘンへ‐目覚めのとき―1896~1908年・30~42歳 2 ミュンヘン‐抽象への道―1909~1914年・43~48歳 3 モスクワ‐革命下の故国―1915~1921年・49~55歳 4 バウハウスにて‐かたちの言葉を求めて―1922~1933年・56~67歳 5 パリ‐綜合の時代―1934~1944年・68~78歳

ドイツ神秘主義の源泉エックハルト(一二六〇頃‐一三二八?)の説教二十二篇と論述一篇ほかを収録.説教の中心は心の自由と平安の問題であり,苦しみや悲しみのただ中にあってもなおそれを高く超え出た在り方のあることが「離脱」の概念を介して説かれる.ユングはエックハルトを評して「自由な精神の木に咲く最も美わしき花」だといった.

イエス・キリストによって受肉され語りつがれてきた「逆説」を哲学者が解明する。 フランスの現象学者による福音書解釈の決定版。

哲学はいかにして宗教に出会うか。 フィヒテ哲学の頂点にして最も輝かしい光点、ドイツ観念論の無二の記録、人類が持ちえた最も深遠な著作と称えられる古典の改訳決定版。 意識の徹底的な分析のみを支えとして、至福の生への道程を指し示す、万人に開かれた宗教論の傑作。

「はじめに、ことばがいた。 」ヨハネ福音書の新訳に挑戦した経験を踏まえ、新しい読み方を提案する。 イエスの謎めいた語り口の秘密とは、「光」の霊的経験とは…ヨハネのイエスは、共に生きて働いているというリアリティをつねに伝えていた。

アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。 ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。 外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編。

ぼくの叔父さんテッラルバのメダルド子爵は、トルコ軍の大砲の前に、剣を抜いて立ちはだかり、左右まっぷたつに吹き飛ばされた。 奇跡的に助かった子爵の右半身と左半身はそれぞれ極端な“悪”と“善”となって故郷に帰り、幸せに暮らす人びとの生活をひっくりかえす―。 イタリアの国民的作家カルヴィーノによる、傑作メルヘン。

著者最大の長篇かつ最も劇的な迫力に富む代表作。 1951年度のゴンクール賞に選ばれたが、グラックは受賞を拒否、大きな話題を呼んだ。 「この小説は、その最後の章まで、けっして火ぶたの切られない一つの海戦に向かってカノンを進行する」―宿命を主題に、言葉の喚起機能を極限まで駆使し、予感と不安とを暗示的に表現して見せた。

世間から軽蔑され虫けらのように扱われた男は、自分を笑った世界を笑い返すため、自意識という「地下室」に潜る。 世の中を怒り、憎み、攻撃し、そして後悔の念からもがき苦しむ、中年の元小官吏のモノローグ。 終わりのない絶望と戦う人間の姿が、ここにある。

プルースト(1871‐1922)が20代前半に書いた短篇小説・散文・詩をまとめた第一作品集。 鋭敏で繊細な感受性、細部にわたる緻密な観察、情熱や嫉妬といった心理の微妙かつ執拗な探究、スノビスムへのこだわりなど、大作『失われた時を求めて』にも見られる特徴の数々が本書にはすでに現れている。 作家プルーストの原点。

銀行員ヨーゼフ・Kは、ある日、突然逮捕される。 彼には何ひとつ悪いことをした覚えはない。 いかなる理由による逮捕なのか。 その理由をつきとめようとするが、確かなことは何ひとつ明らかにならない。 不条理にみちた現代社会に生きる孤独と不安をいちはやく描いた作品。

砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。 それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。 一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。 最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

挫折と混乱、そして女たち。 おとなになりきれなかった彼は、おとなの世界にほかならない現実社会を、よそ者として不器用に生き抜いた。 近代という時代にたいする批判意識を研ぎ澄ませ、文明の復興と人間の復活のために、子ども時代の世界のヴィジョンを練り上げたサン=テグジュペリの生涯と作品、そしてその思想。

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