紀伊國屋書店:半歩向こうの世界へーー英米文学特集

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半歩向こうの世界へーー英米文学特集

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フォークナーをノーベル文学賞に導いた名作品集『ポータブル・フォークナー』の新訳版をメインに、英米文学のおすすめを取り上げた特集です。
日本の・地球の・現実の、向こう側の世界を楽しんでみませんか。


▼William Faulkner ウィリアム・フォークナー(1897-1962)
ミシシッピ州生まれ。
南部の名家に育ち、田舎町オクスフォードで生涯の多くを過ごす。
架空の都市「ヨクナパトーファ」を舞台とするサーガで知られ、46年、マルカム・カウリー編の『ポータブル・フォークナー』出版を機に国内外で評価が高まり、50年にはノーベル文学賞を受賞。
また全米図書賞やピュリツァー賞を受賞するなど、世界文学を代表する作家となった。

▼フォークナーをノーベル賞受賞に導いた奇跡の選集刊行!



ポータブル・フォークナー
ウィリアム・フォークナー著 マルカム・カウリー編
池澤夏樹/小野正嗣/桐山大介/柴田元幸 訳
価格 ¥6,490(本体¥5,900)
河出書房新社(2022/09発売)


普通の小説を読むことはちょっとした小旅行に似ている。
読者は数日だけ自分の家を離れて他の地に行く。
大河小説を読むことは夏の数週間を避暑地で暮らすことになぞらえられるだろう。
しかしフォークナーを読むことはそのままヨクナパトーファ郡に移住することである。
広大な土地を案内され、多くの人びとに紹介され、有力な家系の先代や先々代の事績を聞き、近くの森を舞台にした伝説的な熊狩の話を聞き、この土地の没落と退廃についての嘆きを聞かされる。
満を持して移り住んでいただきたい。
──池澤夏樹 (「世界文学全集Ⅰ-09」月報より)

【特色】
●類い稀な小説選集
多くの作品から架空の地ヨクナパトーファをめぐる物語を中心に抽出。短篇7篇、長篇の一部を独立させた作品12篇、および本書のために書きおろされた『怒りと響き』続篇ともいえる1篇から成る。

●一冊まるごとが壮大な年代記
収録作は作品内の年代順に並べられ、一つの長大な物語としても読める。「ミシシッピ州ヨクナパトーファ郡」の様々な出来事が1800年代から1960年代まで150年以上にわたって明かされる。

●圧倒的な翻訳陣による唯一無二の新訳
翻訳界の巨匠・柴田元幸、二人の芥川賞作家・池澤夏樹と小野正嗣、そしてフォークナー研究の俊英・桐山大介の4氏による新訳。

●巻末解説は最新最強のフォークナー・ガイド
なぜ今フォークナーか。全収録作を一つひとつていねいに読み解き、最新研究をもとに今この時代にフォークナーを読む意味を熱く語る最高のガイド。

●フォークナーは難解? 否!!
訳者の一人、柴田元幸氏はあとがきで、「フォークナーにもう一冊、意外に敷居が低く奥は深い作品があることが発見されたかのよう」と述べる。そしてリーダブルな本書を通読すれば、長篇代表作も面白く読み通せること確実!


名作の再編・新訳

映画やゲーム、アニメなど様々なところで登場するアーサー王伝説の有名な物語を巨匠トールキンが翻案。 映画「グリーン・ナイト」の公開に合わせて待望の普及版登場! 円卓の騎士のひとりガウェイン卿。彼の人間的な弱さと勇敢で高潔な騎士である姿を、巧みに描いた物語である。

ノーベル文学賞受賞作家の世界的名作が、第一人者による新訳でよみがえる。 『サンティアゴとマノリンの関係を「老人対少年」でなく「老人対若者」とみなすと、対話する言葉のみならず態度もかなり違って見えてくる。老人のサンティアゴはマノリンという屈強な頼り甲斐のある若者に日常生活においても精神的にも、かなり依存している。自らの「老い」を認識しているがゆえに、その「老い」にまさる強靭な精神性を求めていると言えよう。』 (訳者解説より)

村上春樹が人生で巡り会った、最も大切な小説を、あなたに。 新しい翻訳で二十一世紀に鮮やかに甦る、哀しくも美しい、ひと夏の物語―。 読書家として夢中になり、小説家として目標のひとつとしてきたフィッツジェラルドの傑作に、翻訳家として挑む、構想二十年、満を持しての訳業。

米文学者の柴田元幸が「お茶の間に届くこと」を意識して、朝日新聞に好評連載した翻訳の書籍化。 豊富な注釈と解説により、本作の様々な風刺要素や政治的な準えが分かりやすく楽しめる。

非人間的な政治圧力を寓話的に批判した、ジョージ・オーウェルの世紀を超えた衝撃。 発掘された名訳を、ヒグチユウコの描き下ろし装画とともに。

短編集

翻訳家・岸本佐知子と柴田元幸が贈る、海外短篇小説アンソロジー。 対談「競訳余話」も収録。 「めっぽう面白くて、ちょっと“変”な作家たち」のキャッチコピーに違わぬ、奇妙で不可思議な体験を楽しめる。

奇想の海に呑まれ、たゆたい、息を継ぎ、泳ぎ続ける。その果てに待つものは――。 静かな筆致で描かれる、不思議で愛おしいフィリップ・K・ディック賞を受賞した異色短篇集。 繊細でエモーショナルな機微を描く、SF的私小説とでもいうような味わい。 著者はシンガーソングライターとしても活動しており、音楽的な空気も感じることができる。

ガーディアン賞、エドガー賞受賞の著者による、不気味で可愛い作品10編を収めた短編集。 素敵な装丁は、本作のかわいらしさと奇妙さの同居する感覚を表しているようである。 ときに優しく、ときにぞっとするような、まるでスパイスたっぷりのお菓子のような不思議な世界に誘われる。

ロングセラー『掃除婦のための手引き書』のルシア・ベルリン、待望の新邦訳作品集。 淡々とした筆致で描かれる、生きることのやるせなさ、慈しみ。 波瀾万丈な著者の生涯の断片は、痛々しくともいとおしい。

天才と謳われる早逝の詩人、シルヴィア・プラス。 プラスの短篇について「詩にも長篇にもない独自の魅力が、どの短篇にも見つかるのではないかと思う」と評する柴田元幸氏が、強く惹かれた作品を選んで訳した短篇集。 どこかに死を感じさせるような不安感と、繊細で穏やかな浮遊感の、独特な世界観に包まれる。

「あなたの人生の物語」を映画化した「メッセージ」で、世界的にブレイクしたテッド・チャン。待望の最新作品集がついに刊行。 バラエティーに富んだロジカルな設定で構築されるSF幻想譚。 思考実験のようでありながら、作品の根底には、人間に対する希望とあたたかい視線を感じさせる。

SF

ブラックフェミニズムの伝説的SF作家による、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の三冠に輝いた表題作を含む唯一の作品集。 筆者のバックボーンやアイデンティティが濃く反映されていると思われる、おぞましくグロテスクでありながらも静かなあたたかみを感じさせる短編集。

対人恐怖症で内気な暴走警備ボットが主人公の、SFアクション連作中篇集。 ネガティヴで人間臭さと矛盾に満ちた主人公「弊機」の語りはユーモアにあふれ、萌え要素すら感じさせる。

“受け入れ、したがい、仕えよ” 蜜蜂の実際の生態をもとにして蜂の巣の全体主義的社会を描き、『侍女の物語』になぞらえて評された驚くべき物語。 寓話性と現実感のバランス、蜂の昆虫特有のコミュニケーションや感覚描写がおぞましくも美しい。

自分探し小説?

柴田元幸氏推薦の一冊。 ニューヨークで暮らす作家のニコールと、ニューヨークで弁護士として成功してきたエプスティーン。ふたりは己のルーツとなるテルアビブを訪ね、夢と現実の交錯する人生と自己の探求の冒険へと足を踏み入れるーー。 大作家カフカの生涯も絡めた、詩的で迷宮的な大人の自分探し。

恋愛小説?

たった四つの文字から「畏るべき豊穣」を生む遺伝情報と、バッハのゴルトベルク変奏曲。その二つの構造の不思議なまでの符合を鋳型にして、精巧なロマンスとサスペンスが紡ぎ出される。 重厚で難解、知的刺激に満ちた傑作。グールド演奏『ゴルトベルク変奏曲』をBGMにどうぞ。

ミステリー?

全米500万部突破、感動と驚愕のベストセラー。 動物学者の著者ならではの、湿地の生態系や生物たちの精緻な描写、善悪でははかれない自然の営みと本能の力に圧倒される。

ノンフィクション・エッセイ

書店主は毎日がサバイバル!本を買いに行ったはずが、本屋を買ってしまった―。 シニカルでウィットに富んだ語り口で綴られる、日々の奇天烈な客、遺品の買取、ブックフェスティバルをめぐる人間模様、そしてAmazonや電子書籍といったライバルとの奮闘記。

校正―規則と心情のあいだで揺れる、きわめて人間的な仕事。 アメリカの老舗雑誌『THE NEW YORKER』校正係による、細かすぎてユーモラスな校正エッセイ。 ネイティブでも間違える文法や語法、記号の独特な使い方、トランスジェンダーを呼ぶときの代名詞など、「正しい」だけが正解ではない校正の現場の戦いは、一種の哲学の戦いでもある。

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