――伝承が途絶えて40数年 いま鮮烈に甦るイザイホーの記憶――
『沖縄久高島のイザイホー』予告編
イザイホーとは
「イザイホー」は沖縄の久高島で12年に一度、午年に行なわれる祭礼で、600年以上前から続いてきた重要な神事のひとつである。久高島は、首里の東に位置し、神聖な島と信じられ、ノロと呼ばれる巫女を中心とした神女組織で継承されてきた。久高島で生まれ育った女性は、祭祀を執り行なう役割を与えられ、その就任儀礼がイザイホーである。
沖縄の社会では、女性が中心となって祭祀を行ない、男性が政治的な役割をもつという伝統があった。これらは、日本古来の祭祀の原型を留めているのではないかとされ、多くの研究者の注目を集めてきた。しかし社会の変化にともない、1978年を最後に祭礼は途絶え、その存続と継承が危ぶまれている。
●上映会(17時30分~19時30分)
[2022年デジタル・リメーク版]
上映時間110分
●トークセッション(20時~21時30分)
―日本の古代から、アジアから、年中行事からの視座―
諏訪春雄(学習院大学名誉教授)
北村皆雄(ヴィジュアルフォークロア代表)
乾 尚彦(久高島年中行事研究会、元学習院女子大学教授)
岡田一男([沖縄久高島のイザイホー]監督)
《チケット情報》 ■入場料金[全席指定・税込]前売 1,500円/当日 2,000円 学生 1,000円(前売・当日共) ■チケット発売 2023年3月21日(火・祝) 10:00~ (前売り券の販売は4月30日まで) ■前売券取り扱い ◎キノチケットカウンター (新宿本店1階/営業時間 10:00~18:30) ◎キノチケオンライン (24時間受付) ◎文化財映像研究会事務局 |
■申し込み・お問合せ
文化財映像研究会事務局 bunkazaieizou@gmail.com
090-3402-7868(13時~18時 4月30日まで)