紀伊國屋ホールと新宿シアタートップスの2劇場で起きた出来事を、実際に2劇場を使って上演するストーリー。
この2劇場を同時に開演し、23名のキャストが本番中にそれぞれの劇場の外を通って往き来しながらストーリーを完結させます。
脚本自体が紀伊國屋ホールで上演する劇団「天空旅団」と新宿シアタートップスで上演するユニット「デニスホッパーズ」の初日の開演2時間前という設定で、キャストが両劇場へ行かざるを得ないストーリーになっています。
「客席には誰もいない開演2時間前」という設定でもあるので、各キャストはほとんどが客席から出て行き、もう一方の客席から舞台へと上がります。
紀伊國屋ホールも新宿シアタートップスも各ビルの4階にあります。
両劇場ともエレベーターがお客さまと共有なので、キャストは使えません。
ですので、各キャストは4階から1階へ階段で降り、道路に出てもう一方の劇場へ行き、また階段で4階まで上がり、客席から舞台へ上がります。
このような往復の移動を繰り返しながら物語は進みます。
■紀伊國屋ホールのあらすじ
★劇団「天空旅団」
結成22年目の老舗劇団『天空旅団』。主宰の雨宮が3年前に他界してから観客動員数が伸び悩んでいる。雨宮を慕っていた看板男優・藤崎も劇団を去った。雨宮の死後、何度も繰り返されてきた追悼公演も今回が最後。そこに一人の若者がオーディションに合格した。星川光。星川は劇団『デニスホッパーズ』の主宰・柏木幸太郎と同一人物だった。同日同時刻、紀伊國屋ホールとシアタートップスで公演が重なっている。ダブルブッキングを承知で公演に参加していることを知ったデニス・ホッパーズの役者たちはゲネプロをボイコット。柏木は天空旅団の若手に出演を依頼する。雨宮イズムに心酔する天空旅団のベテラン男優たちは「芝居をナメるな!」と激怒する。しかし柏木は、憧れの紀伊國屋ホールの舞台に立ちたかった。そしてどちらの公演も成功させたかった。そんな強気な柏木のもとに花屋の安藤が現れて…
■作・演出 堤 泰之
■出演
野澤祐樹
佐伯 亮 芹沢尚哉 堀田怜央 菊池恭生
里内伽奈 関根優那 糸原 舞 高橋紗良
チャン・ユジュン 渡部将之 竹尾一馬
水谷あつし
山岡三四郎 海老澤英紀 小林祐真 小林和也
竹本かすみ 堀江あや子 磯崎美穂 美波花音
久保田秀敏
■日程表
《チケット情報》
■入場料金[全席指定・税込] S席 7,000円 ■チケット発売 2023年6月17日(土) 12:00~ ■前売券取り扱い ◎各種プレイガイド |
■お問合せ 株式会社エヌオーフォー【NO.4】 mail:info@no-4.biz
■企画・製作:株式会社エヌオーフォー【NO.4】