18世紀フランスが生んだ、世紀の大事業『百科全書』...
この「出版」という一大事業を通して、彼らが追い求めた「共感の唯物論」とは?
60分ほどのトークの後、質疑応答とサイン会を予定しております。サイン会にご参加希望のお客様は当店にて対象書籍『編集者ディドロ 仲間と歩く「百科全書」の森』(鷲見洋一 / 平凡社 / 税込5,280円)をご購入ください。イベント当日は会場でも販売いたします。
皆様のご参加をお待ち申しあげております。
【日時】2023年6月9日(金) 17:40開場 / 18:00開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ
【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。サイン会にご参加いただけるお客様はイベント当日までに、当店にて対象書籍をご購入くださいませ。
◆着席でのご参加:事前にご予約のうえ、イベント当日は会場にお越しください。
★ 申込~参加の手順 ★
①受付サイト(外部サイトPeatixが開きます)にて「着席参加」を申し込む
(お申し込みにはPeatixアカウントが必要です。お持ちでない方は新規登録のうえお申し込みください)
②イベント当日は会場受付にて、係にご予約いただいたお名前を伝える
◆立ち見でのご参加:ご予約不要で、無料にてご観覧いただけます。
オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。
【プロフィール】
登壇者:鷲見 洋一(すみ よういち)
1941年生まれ。フランス文学・思想・歴史。慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学大学院博士課程修了、モンペリエ大学大学院で文学博士号取得。慶應義塾大学教授、同大学アート・センター所長を歴任。
著書に『翻訳仏文法』上下(ちくま学芸文庫)、『『百科全書』と世界図絵』(岩波書店)、『一八世紀 近代の臨界 ディドロとモーツァルト』『いま・ここのポリフォニー』(共に、ぷねうま舎)ほか。編著に『モーツァルト』全4巻(共編、岩波書店)、 訳書にロバート・ダーントン『猫の大虐殺』(共訳、岩波書店)、『ドゥニ・ディドロ著作集 第4巻 美学・美術 付・研究論集』(共訳、法政大学出版局)ほか。
◆ドゥニ・ディドロ(Denis Diderot)
1713‐1784。フランスの哲学者、美術批評家、作家。驚くべき多方面の分野で重要な著作を残した。18世紀の啓蒙思想の時代にあって、ジャン・ル・ロン・ダランベールとともに百科全書の編集にあたる。いわゆる百科全書派の中心人物。編集にあたっては、編集方針の確定、執筆者への依頼、校正、諸関係への交渉、そして本人自身の項目執筆など、八面六臂の活躍をみせる。
◆百科全書とは?
ディドロとダランベールを編集責任者とし、264人の執筆者の協力によって成立したフランス18世紀の大百科事典。二つ折判(縦40センチ・横25センチ)で、本文17巻、図版11巻からなり、ル・ブルトンを中心とする連合出版社から発刊された。まず1750年10月に〈趣意書〉8000部を配布して予約購読者をつのったのち、本文は51年6月から66年1月中旬~3月末にかけて、次いで図版は62年1月から72年にかけて、それぞれ刊行を完了した。この間、宮廷内の反動派、イエズス会、ジャンセニスト、反動的文筆家たちの露骨な策動があったにもかかわらず、最初1000人だった購読者は、最後には4000人にまで膨れあがった。ディドロ、ダランベールを中心に集まった項目執筆者たちは、通常〈百科全書派〉と呼ばれている。(『世界大百科事典』(平凡社)より)
【ご案内】
・着席ご予約のお客様の座席は自由席です。イベント当日は、開演時間までに3階アカデミック・ラウンジにご来場ください。
・イベント会場内では許可された以外の撮影・録音を固くお断りいたします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。
・着席ご予約は定員になり次第、受付終了させていただきます。ご予約満数の場合は立ち見にてご観覧いただけます。なお、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承ください。