生まれ育ったニースを拠点に日本人向け貸し切りチャーターサービスの専門会社を営む著者が、流暢な日本語を生かして綴る南フランスの日々の暮らしと街歩きの楽しみ方。1年12カ月、合計60のエピソードを収録。興味のある月やテーマを選んで気軽に読めるので、日々のちょっとした空き時間を使って太陽の光あふれる南仏コート・ダジュールを旅した気持ちになれる一冊です。4世代に伝わる家庭料理の簡単レシピも収録。
イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、これまでに訪れた「イタリアの最も美しい村」の中から、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。電車やバスに揺られながらのローカルな雰囲気が楽しめる村を北部から南部までラインアップ。「飾らない、ありのままのイタリア」の旅を提案する。「イタリアの最も美しい村」協会推薦。
東京の閑静な高級住宅街・浜田山にある「ベリーズティールーム」は、本格紅茶と英国菓子を提供する人気のティールームです。店内は、アンティーク家具を取り入れ、ピンクとブラウンを基調とした大人かわいい雰囲気。二か月ごとにユニークなテーマで提供されるアフタヌーンティーは、すぐに予約でいっぱいになります。
数年前より通販も開始。人気のクランペットをはじめ、いろいろな種類が楽しめるケーキのアソートなども提供しています。
そんなベリーズティールームのおいしい英国菓子と紅茶のレシピを惜しみなくご紹介します。ベリーズティールームの魅力、そしてアフタヌーンティーの文化やアンティークの器などの知識・情報については、英国文化に詳しい小関由美さんがご紹介くださいます。
さらに、今でこそティールームも通販事業も波に乗っているベリーズティールームですが、開業から経営が軌道に乗るまで、さまざまな苦労がありました。どのように小規模のお店を成り立たせていくか、店主・和田真弓さんの取り組み、そして経営の秘密も赤裸々にお伝えします。
英国好き、紅茶好きはもちろん、いつか自分のお店を持ちたい、という夢を持っている方にも響く本です。ぜひご一読ください!
新海誠監督によるアニメーション作品『すずめの戸締まり』に登場した数々の美術背景をクリエイターのコメントと共に収録。九州、四国、関西、東京、東北、常世など、鈴芽が訪れた物語の舞台を辿るファン必携の1冊。
前著『冬でも薄着の彼が風邪を引いた』が話題!!
心がフッと軽くなる自由律俳句282句。
自由律俳句と同じ匂いがするショートエッセイ23編。
自由律俳句よりもマジメな匂いがする川柳の入選作60句。
常のものごとを通して、著者が発信したいさまざまな思い、考えが書かれた第三詩集。
ありふれた日常には発見や感動が隠れていて、
前向きに生きる力をくれるものが潜んでいる。
日常の深い流れを感じることが人生を豊かにしてくれることもある―。
そんな日常を照らすあかりのような瞬間が書き留められた50篇からなる詩集。
子供から大人まで、たくさんの方に楽しんでいただける、分かりやすい内容で、普段詩集を読まない方も安心してお読みいただけます。
前著が中学校の入試問題に使われるなど、お子様の情操教育にも適した1冊。
洋画家の歌楽は、旅行先の高山で偶然入ったラーメン店で、旧友川東とその妻文絵に遭遇する。
35年前、歌楽は雪のように白い肌をした芸者雪野に出会い、出世作『雪に生きる女』を描いた。
その雪野こそ、あの頃と変わらない美貌を保つ文絵だった。
文絵の絵を描いて欲しいと頼まれた歌楽は、夜中に包丁を持った川東に襲われる。川東は「なんてことをしてくれたんだ」と叫んでいた。なんとか逃げた歌楽は、絵の文絵の顔が鬼の顔に変わっているのに気づき凍り付く。そこへ再び川東が襲って来て、揉み合いの末、歌楽は川東を刺殺する。
岐阜県警の曽根刑事は、上司の原丸警部と共に捜査に当たる。
有名大学物理科出身の原丸は、宇宙方程式を発展させた雪女の時空方程式の完成を夢見ている。
取り調べで、歌楽は、川東が激高した原因は描いた文絵の顔が鬼に変わっていたせいで、文絵は雪女だと主張し、原丸は歌楽に共感する。
一方、重力波望遠鏡施設JINJAで、重力波信号のノイズを減らすノイズハンターとして従事していた弁理士羽生絹は、原因不明のノイズを検出する。
川東亭での殺人事件後、JINJA上の池ノ山に、行方不明になっている文絵の遺体を埋めたときの衝撃がノイズの原因ではないかと推理した絹は、原丸を利用して捜査に首を突っ込んでいく。
まとめ買いしたお肉もお魚も、
冷凍すれば(もっと)おいしくなる!
下味冷凍で、いつものおかずがプレミアムに。
忙しいから冷凍する。それだけじゃもったいない!「おいしくなる」から冷凍しましょう。まとめて買った肉や魚は、そのまま食べるよりも、かんたんな下味をつけて保存袋で冷凍すると各段においしく変身します。豚肉や鶏肉はしっとりジューシーに、鮭やかじきは臭みもなくふっくら、お買い得のステーキ肉もやわらかに。物価高の強い味方、下味冷凍でプレミアムなおかずを味わってください。極上のメインおかず!「下味冷凍レシピ49」と、ごはん・めんも!「コンテナ冷凍レシピ22」、副菜やお弁当にも!「冷凍つくりおきレシピ33」。
職場、取引先、身内、ママ友、ご近所…
イヤなことをされる、困っている、本当は言い返したい。
だけど、この関係性は壊せない
つい「この場さえ我慢すれば」と思ってしまう自分を救う知的戦略
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「本音は正義」「嘘をつかないことが、無条件にかっこいいことである」
という話が、最近、いろいろなところから聞こえてきます。
しかし、本当にそうでしょうか?
その場限りの、二度と会わない相手ならばいいかもしれませんが、
壊してしまったらあまりにも失うものが大きい関係性に対しては、
「別の戦略」を考えてもいいように思います。
イヤだ、不快だという自分の気持ちを無視したり、
心を殺してなかったことにするのではなく、
返す言葉に、「エレガントな毒」として含ませる。
言いたいことを言うけれども、
相手を直接傷つけたり、関係性を破壊してしまったりしない。
そんな「大人の教養」と「古都・京都が育んだ人間関係のエッセンス」を、
一緒に学んでみませんか。
下北沢病院は、日本で唯一の「足」の総合病院。米国の足病医学を参考にしているのが特徴です。そこで多くの人に勧めるのが「アキレス腱伸ばし」。これが、足の老化や病気を防ぐのです。本書は、下北沢病院の医師たちがまとめた長く歩き続けるために役立つ「足」のトリセツです。
「私たちはなぜ勉強しなきゃいけないの?」
「好きなことだけしてちゃダメですか?」
「自分らしく生きるにはどうすればいいの?」
「世界を少しでも良くする方法は?」
数々の問いを胸に「冒険の書」を手にした「僕」は、時空を超えて偉人たちと出会う旅に出ます。
そこでわかった驚きの事実とは――
起業家・孫泰蔵が最先端AIにふれて抱いた80の問いから生まれる「そうか!なるほど」の連続。
読み終えたあと、いつしか迷いが晴れ、新しい自分と世界がはじまります。
「混迷する世界をつくった本当の課題とはなにか?」
「AIの未来に何をすればいいのか?どう生きるか? 」
「リスキリングってほんとうに必要なのか?」
誰もが迷う「問い」を胸のすく「発見」につなぐ本書は、どう生きるか悩むあなたに勇気と指針をくれるでしょう。
混迷する世界、AIの未来に必要な、新しい気づきが満載!
・無理やり詰めこむ知識も、仕方なくやる仕事も、AIに負ける
・才能や能力は迷信。AI時代にはまったく意味がなくなる
・学びにも仕事にも「遊び」を取り戻すことが大切
・イノベーションは論理的思考では生まれない
・大事なのは、学んだ知識や成功体験を捨てること
・自立とは、頼れる人を増やすこと
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「私は絵を描きながら死にたいんだ」
(セザンヌ)
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山田風太郎の不朽の名著、
『人間臨終図巻』から古今東西の
芸術家125名を選り抜き、
その死にざまを漫画化!
芸術家ならでは?
それとも意外と庶民的?
いずれにしても驚きに満ちた
彼らの「死」に何を思う。
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芸術家の死に際の言葉
葛飾北斎
「せめてあと五年の命があったなら、
ほんとうの絵師になれるのだが」
ルノワール
「くそっ、
なんてこの世は美しいんだ!」
岸田劉生
「マチスのバカヤロー!」
ドストエフスキー
「ずっと考えていたんだが、
きょう僕は死ぬよ」
山下清
「人間、死んだら何もできなく
なるもんな、やっぱり」
カフカ
「僕の遺稿の全部、中身を
読まずに焼却してくれたまえ」
高村光太郎
「僕は智恵子とふたりで
いつも話しあっている」
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ロンドン自然史博の良質な標本写真とともに鉱物274種・岩石152種を紹介。岩石・鉱物の基礎知識と、種ごとの詳細データや特徴を学べるポケットガイド。岩石と鉱物が一冊でわかるハンドブック図鑑。
従業員を大切にする会社が求められる現在、
企業経営において健康経営は必須事項になっています。
しかし実態が伴わなわず、
その土台となる産業保健活動をないがしろにして、
形だけの健康経営で終わっているところがあまりに多いのが実情です。
中には、最低限の法令遵守もできない企業もあります。
本書では、25年年にわたりヘルスケアサービス業界に身を置き、
中小企業から大企業まで1000社以上の企業の健康経営や産業保健体制の構築を支援してきた著者が
「意義ある健康経営」にするための考えた方とポイントをわかりやすく解説します。
私は“善人”か、それとも“悪人”か
「ねえ……あそこに誰かいない?」。全校生徒が集合する避難訓練中、ひとりが屋上を指さした。
そこにいたのは学校一の人気教師、奥澤潤だった。奥澤はフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りようとしていた。
「バカなことはするな」。教師たちの怒号が飛び交うも、奥澤の体は宙を舞い、誰もが彼の自殺を疑わず悲しんだ。
しかし奥澤が担任を務めるクラスの黒板に「私が先生を殺した」というメッセージがあったことで、状況は一変し……。
語り手が次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りになる。秘められた真実が心をしめつける、著者渾身のミステリー!
死にたいのではなく、こんなに生きづらい人生からおりたいのです。「すべて投げ出してしまいたい」と思いながら日々を送る人たちに向けて、精神科医が生きづらさを和らげるヒントをやさしく説く。
天皇陛下、青春時代の清新な英国留学記 新装復刊
「心地よい車の震動に身をゆだねながら、私は自分の前に二年間という、かつてまったく経験したことのない長さの外国生活、未知でいて心躍るような留学生活というドラマの幕が静かに開きつつあるのを実感していた」(本書より)
1983年から約2年間を過ごされたオックスフォード大学での日常生活や研究生活、音楽活動、ご学友との交流、登山やテニスなどのスポーツ、英国内外への旅……
内側から英国を眺め、外にあって日本を見つめ直した「何ものにも代えがたい貴重な経験」。
1993年に学習院より刊行されたものに、あらたに書き下ろされた後書きを付した。
<学習院創立150周年記念>
オリヴァー・サックスの後継者として注目される脳神経科医が、
世界各地で出会った奇妙な心因性疾患の背後に見たものとは――
2021年《英国王立協会科学図書賞》最終候補作
世界は一様ではなく、西洋医学は万能ではない。
何が病気で、何が正常か、誰が定義できるのか?
◎スウェーデンの難民家庭の少女たちに広まった「あきらめ症候群」(第1章、第4章)
◎ニカラグアに現存する幻視や憑依を主症状とする「グリシシクニス」(第2章)
◎カザフスタンの鉱山町で発生した「眠り病」(第3章)
◎キューバ駐在のアメリカとカナダの外交官らが罹患した「ハバナ症候群」(第5章)
◎コロンビアの女子学生たちに集団発生した「解離性発作」(第6章)
◎アメリカ北東部の地方都市ル・ロイと南米のガイアナで発生した「集団心因性疾患」(第7章)
◎ロンドンの病院で著者が担当した患者の「解離性発作」(第8章)