つながりと信頼から世界を見つめなおす
東京大学出版会からこの春、刊行がスタートした「イスラームからつなぐ」シリーズは、現代世界の諸問題が相互につながり合い、また現在は過去からのつながりの中にあることを描きます。そして、取り上げられるさまざまな事例の中から、共生社会を構築するためのヒントを探していく意欲的なシリーズです。
本シリーズは、複数の執筆者による全8巻のラインナップで、第1巻「イスラーム信頼学へいざない」が2023年3月に刊行されました。今回のトークには、第一巻執筆者かつシリーズ編者が登壇し、シリーズがもたらすであろう価値観の変革について語ります。
60分のトークセッションの後、質疑応答を予定しております。サイン会はございませんが、イベント当日は会場でもイベント対象書籍『イスラ-ムからつなぐ1 イスラ-ム信頼学へのいざない』(東京大学出版会 / 税込4,180円)を販売いたします。
皆様のご参加をお待ち申しあげております。
【日時】2023年7月27日(木) 18:10開場 / 18:30開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ
【参加方法】
無料でご参加いただけるイベントです。
◆着席でのご参加:事前にご予約のうえ、イベント当日は会場にお越しください。
★ 申込~参加の手順 ★
①受付サイト(外部サイトPeatixが開きます)にて「着席参加」を申し込む
(お申し込みにはPeatixアカウントが必要です。お持ちでない方は新規登録のうえお申し込みください)
②イベント当日は会場受付にて、係にご予約いただいたお名前を伝える
◆立ち見でのご参加:ご予約不要で、無料にてご参加いただけます。
オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご参加いただけます。
【プロフィール】
登壇者:黒木 英充(くろき・ひでみつ)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授(併任)。東京大学大学院総合文化研究科修士課程。学術修士。東アラブ近代史。
〈主要業績〉(ed.) The Influence of Human Mobility in Muslim Societies, London: Kegan Paul, 2003, (ed.) Human Mobility and Multiethnic Coexistence in Middle Eastern Urban Societies 1, 2, Tokyo: ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies, 2015, 2018.
登壇者:野田 仁(のだ・じん)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程。博士(文学)。中央アジア史研究。
〈主要業績〉『露清帝国とカザフ=ハン国』(東京大学出版会、2011年)、『近代中央ユーラシアの眺望』(共編著、山川出版社、2019年)。
登壇者:熊倉 和歌子(くまくら・わかこ)
慶應義塾大学経済学部教授。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程。博士(人文科学)。中近世エジプト社会経済史・環境史。
〈主要業績〉『中世エジプトの土地制度とナイル灌漑』(東京大学出版会、2019年)。
司会:後藤 絵美(ごとう・えみ)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究博士課程。博士(学術)。近現代イスラーム文化・思想研究、ジェンダー。
〈主要業績〉『神のためにまとうヴェール——現代エジプトの女性とイスラーム』(中央公論新社、2014年)、『イスラームってなに? イスラームのおしえ』(かもがわ出版、2017年)。
【ご案内】
・着席ご予約のお客様の座席は自由席です。イベント当日は、開演時間までに3階アカデミック・ラウンジにご来場ください。
・イベント会場内では許可された以外の撮影・録音を固くお断りいたします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。
・着席ご予約は定員になり次第、受付終了させていただきます。ご予約満数の場合は立ち見にてご観覧いただけます。なお、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承ください。