『三人の女 二〇世紀の春』出版記念ブックトーク
語られてこなかった朝鮮・日本近代史〜20世紀の春とは何だったのか〜
朝鮮共産主義運動史に埋もれた驚異の女性たちを女性作家があざやかによみがえらせた傑作韓国歴史小説『三人の女 二〇世紀の春』。
日本語訳出版を記念して来日された著者チョ・ ソニさんと、本書解説者の佐藤優さんが「語られてこなかった朝鮮・日本近代史」をテーマに対談します。
小説で描かれた過去と現在がどうつながってくるのか、二〇世紀の春とは何だったのか……本書の内容に加え、現代社会を深く掘り下げる貴重なブックトークです。ぜひご参加ください。
※当日、書籍をご購入の方にはチョ・ソニさんのサイン会にもご参加いただけます。
※対象書籍は会場で販売いたします。
【日時】
2023年9月12日(火) 18:30開場 19:00開演
【会場】
紀伊國屋書店新宿本店9階 イベントスペース
【参加費(チケット制)】 1,000円
【参加方法】
参加にはチケットが必要です。8月15日(火)より、「参加チケット(1,000円)」を販売いたします。
①申込
チケットサイトPeatixにて、「参加チケット」をご購入ください。(先着40名)
②受付
当日は開演30分前の18:30より受付を開始いたします。
会場受付にてPeatixアプリのチケット画面をご提示のうえ、お好きなお席にご着席ください。
▶お申し込みはこちら(Peatixサイトが開きます)
*お申し込みにはPeatixのアカウントが必要です。
チョ・ソニ
1960 年江原道江陵生まれ。江陵女子高校、高麗大学を卒業し1982 年聯合通信社で記者生活を始める。
ハンギョレ新聞創刊に参与し、文化部記者となり、雑誌『シネ21』編集長をつとめた。
韓国映像資料院長とソウル文化財団代表を歴任し、2019年秋から2020年春までベルリン自由大学に訪問研究者として在籍した。
エッセイ『ジャングルではときどきハイエナになる』、長編小説『熱情と不安』、短編集『日の光がまばゆい日々』、韓国古典映画に関する著書『クラシック中毒』、韓国社会全般を眺望する書籍『常識の再構成』を出版。
『三人の女』は2005年に執筆を始めたが、二度の職式生活によって中断され、12年をかけて完成された。
『三人の女』で許筠文学賞、樂山金廷漢文学賞、老斤里平和賞を受賞。
佐藤 優(さとう・まさる)
1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了(神学修士)。
1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。
2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。
『国家の罠 ̶外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。
梁 澄子(ヤン・チンジャ)
通訳・翻訳業。一般社団法人希望のたね基金代表理事。日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表。
著書に『「慰安婦」問題ってなんだろう? あなたと考えたい戦争で傷つけられた女性たちのこと』(2022年・平凡社)、共著書に『海を渡った朝鮮人海女』(1988年・新宿書房)、『朝鮮人女性がみた「慰安婦問題」』(1992年・三一書房)、『もっと知りたい「慰安婦」問題』(1995年・明石書店)、『オレの心は負けてない』(2007年・樹花舎)等。
訳書に尹美香著『20年間の水曜日』(2011年・東方出版)、イ・ギョンシン著『咲ききれなかった花 ハルモニたちの終わらない美術の時間』(2021年・アジュマブックス)。
【ご案内】
*イベントはチケットの番号順にご案内いたしますが、開場時間を過ぎてからはご来店順となりますのでご了承くださいませ。
*お席は自由席です。
*サインは前方のお客様から係員がご案内いたします。
*お客様のご都合や交通機関の遅延により集合時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
*お申し込み後、お客様都合でのキャンセル及び払い戻しはいたしかねます。
*天災などの不測の事態により、イベントを中止する場合がございます。