謝罪の迷宮――「謝る」って何をすること?
『謝罪論』(柏書房)刊行記念 古田徹也さん特別講演&サイン会
『それは私がしたことなのか』では「行為の哲学」を、『言葉の魂の哲学』ではウィトゲンシュタインとカール・クラウスの「言語論」を、『このゲームにはゴールがない』では「他者の心についての懐疑論」を――。一冊ごとに清新かつ独自の議論を展開してきた哲学者・古田徹也さんが新著で挑むテーマは、ずばり「謝罪」。
子どもに謝罪の仕方を教えるのはなぜ難しいのか? そんな身近だけれど答えに詰まる問いに迫るために、言語哲学、倫理学、政治哲学、法学、言語学、社会心理学、社会学などの知見を総動員し、現実社会で起きた謝罪事例も取り上げながら、「謝罪」という行為の全体像に迫っていく、渾身の書き下ろしとなっております。
責任、償い、約束、赦し、後悔、誠意への懐疑など、さまざまなテーマが議論の過程では浮かび上がってきますが、今回のイベントではそんな奥深い「謝罪」の世界に入門し、よりよく『謝罪論』を読み解いていだたくための補助線となるようなトークをお届けしたいと考えています。読んでない方も、すでに読んだ方も、お気軽にご参加ください。
イベント当日は、編集担当の天野潤平さん(柏書房編集部)に聞き手をお願いしております。
60分ほどのトークの後、質疑応答とサイン会を予定しております。サイン会にご参加希望のお客様は当店にて対象書籍『謝罪論』(古田徹也 / 柏書房 / 税込1,980円 / 2023年9月25日発売予定)をご購入ください。イベント当日は会場でも販売いたします。
皆様のご参加をお待ち申しあげております。
【日時】2023年10月6日(金) 18:10開場 / 18:30開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ
【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。サイン会にご参加いただけるお客様はイベント当日までに、当店にて対象書籍をご購入くださいませ。
◆着席でのご参加:事前にご予約のうえ、イベント当日は会場にお越しください。 予約満数になり、受付を終了しました。
★ 申込~参加の手順 ★
①受付サイト(外部サイトPeatixが開きます)にて「着席参加」を申し込む
(お申し込みにはPeatixアカウントが必要です。お持ちでない方は新規登録のうえお申し込みください)
②会場受付にてPeatixのチケットを提示する
◆立ち見でのご参加:ご予約不要で、無料にてご覧いただけます。当日会場までお越しください。
オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。
【登壇者プロフィール】
著者:古田 徹也(ふるた・てつや)
1979年、熊本県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学教育学部准教授、専修大学文学部准教授を経て、現職。専攻は、哲学・倫理学。
『言葉の魂の哲学』で第41回サントリー学芸賞受賞。その他の著書に、『それは私がしたことなのか』(新曜社)、『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(角川選書)、『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書)、『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHKブックス)、『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)、『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)など。訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)など。
【ご案内】
・着席ご予約のお客様の座席は自由席です。イベント当日は、開演時間までに3階アカデミック・ラウンジにご来場ください。集客の状況により、予告なく開場時間を早める場合がございます。
・イベント会場内では許可された以外の撮影・録音を固くお断りいたします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。
・着席ご予約は定員になり次第、受付終了させていただきます。ご予約満数の場合は立ち見にてご観覧いただけます。なお、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承ください。