経済学の父と呼ばれるアダム・スミスが主著『国富論』を出版したのは1776年。
同書が原典となった経済学の歴史は約250 年にのぼります。
経済学は「社会科学の女王」と呼ばれ、社会科学の中で唯一、ノーベル賞の対象にもなっています。その一方、「数式やグラフばかりで分かりにくい」とか「現実とはかけ離れていて役に立たない」といった批判の声が絶えません。なぜでしょうか。
経済学は250年の歴史の中で多方向に枝分かれし、専門分化が進んでいます。その結果、全体像が見えづらくなり、多くの人にとって遠い存在になっているのではないでしょうか。
そんな現状を少しでも改善する目的で執筆したのが、経済理論を概観した『経済学の壁』、経済学の実証分析を概観した『データにのまれる経済学』です。
イベントでは両書の内容に触れつつ、経済学を「取り戻す」ためのヒントをお伝えいたします。
【日時】2023年9月13日(水) 18:10開場 / 18:30開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ
【主催】紀伊國屋書店
【共催】日本評論社・白水社
【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。
◆着席でのご参加:事前にご予約のうえ、イベント当日は会場にお越しください。
★ 申込~参加の手順 ★
①受付サイト(外部サイトPeatixが開きます)にて「参加申し込み(着席分)」を申し込む
(お申し込みにはPeatixアカウントが必要です。お持ちでない方は新規登録のうえお申し込みください)
②会場受付にてPeatixのチケットを提示する(またはお名前をお伝えください)
◆立ち見でのご参加:ご予約不要で、無料にてご覧いただけます。当日会場までお越しください。
オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。
【登壇者プロフィール】
著者:前田 裕之(まえだ・ひろゆき)
学習院大学客員研究員、川村学園女子大学非常勤講師、NIRA 総合研究開発機構「政策共創の場」プロジェクト・パートナー。1986 年東京大学経済学部卒、日本経済新聞社入社。東京経済部記者、経済解説部編集委員などを経て2021 年に独立し、研究・教育や執筆活動に取り組む。主な著書に『データにのまれる経済学――薄れゆく理論信仰』(日本評論社、2023年)、『経済学の壁――教科書の「前提」を問う』(白水社、2022年)、『「失敗の本質」を語る――なぜ戦史に学ぶのか』(野中郁次郎著/前田裕之著・聞き手、日経BP日本経済新聞出版、2022年)、『経済学の宇宙』(岩井克人著/前田裕之著・聞き手、日経BP日本経済新聞出版、2021年)。日経BOOKプラス「経済学の書棚」連載中。
【ご案内】
・着席ご予約のお客様の座席は自由席です。イベント当日は、開演時間までに3階アカデミック・ラウンジにご来場ください。集客の状況により、予告なく開場時間を早める場合がございます。
・イベント会場内では許可された以外の撮影・録音を固くお断りいたします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。
・着席ご予約は定員になり次第、受付終了させていただきます。ご予約満数の場合は立ち見にてご観覧いただけます。なお、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承ください。