トランスギャルド叢書『ここにあることの輝き』『それぞれの戦い』刊行記念
荒原邦博さん×西岡あかねさんトークイベント
女性が芸術家になること
――フランスとドイツの女性作家が私たちに伝える希望と苦悩
『ここにあることの輝き パウラ・M・ベッカーの生涯』訳者 荒原邦博さん
『それぞれの戦い エミー・バル=ヘニングス、クレア・ゴル、エルゼ・リューテル』訳者 西岡あかねさん
二つの作品に共通するのは、20世紀初頭という時代を、女性として、芸術家として、すべてを越えて生き延びようとした女性たちの姿。彼女らの声を、二人の女性作家ダリュセックとラインスベルクはどう語り、描き出すのか。
女性が声をあげることの困難さは、近年の#Me Tooの盛り上がりを見ても決して過去の問題ではありません。女性が芸術家になること、フランスとドイツの女性作家が私たちに伝える希望と苦悩について、それぞれの作品を訳した二人の翻訳者が語り尽くします。
60分ほどのトークの後、質疑応答とサイン会を予定しております。
サイン会にご参加希望のお客様は当店にて対象書籍『ここにあることの輝き パウラ・M・ベッカーの生涯』(マリー・ダリュセック(著)、荒原邦博(訳) / 東京外国語大学出版会 / 税込2,530円)、『それぞれの戦い エミー・バル=ヘニングス、クレア・ゴル、エルゼ・リューテル』(アンナ・ラインスベルク(著)、西岡あかね(訳) / 東京外国語大学出版会 / 税込2,420円)をご購入ください。イベント当日は会場でも販売いたします。
皆様のご参加をお待ち申しあげております。
【日時】2023年12月13日(水) 18:10開場 / 18:30開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ
【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。サイン会にご参加いただけるお客様はイベント当日までに、当店にて対象書籍をご購入くださいませ。
◆着席でのご参加:事前にご予約のうえ、イベント当日は会場にお越しください。
★ 申込~参加の手順 ★
①受付サイト(外部サイトPeatixが開きます)にて「着席参加」を申し込む
(お申し込みにはPeatixアカウントが必要です。お持ちでない方は新規登録のうえお申し込みください)
②会場受付にてPeatixのチケットを提示する
◆立ち見でのご参加:ご予約不要で、無料にてご覧いただけます。当日会場までお越しください。
オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。
【登壇者プロフィール】
訳者:荒原 邦博(あらはら・くにひろ)
東京外国語大学大学院教授。専門は近現代フランス文学、美術批評研究。著書に『プルースト、美術批評と横断線』(左右社、2013年)、共著に『ジュール・ヴェルヌとフィクションの冒険者たち』(水声社、2021年)、『アンドレ・マルローと現代』(上智大学出版、2021年)、『プルーストと芸術』(水声社、2022年)、翻訳にヴェルヌ『蒸気で動く家』、『ハテラス船長の航海と冒険』(インスクリプト、2017年、2021年)、ミシェル・ビュトール『レペルトワールⅠ・II・III』(共訳、幻戯書房、2021年、2023年)などがある。
訳者:西岡 あかね(にしおか・あかね)
東京外国語大学大学院准教授。専門は近現代ドイツ文学、比較文学。著書にDie Suche nach dem wirklichen Menschen (Königshausen & Neumann, 2006)、共著にÄsthetik – Religion – Säkularierung II (Wilhelm Fink, 2009)、Flucht und Rettung (Metropol, 2011)、Kulturkontakte (Transkript, 2015)、『男性性を可視化する』(青弓社、2020年)などがある。
【ご案内】
・着席ご予約のお客様の座席は自由席です。イベント当日は、開演時間までに3階アカデミック・ラウンジにご来場ください。集客の状況により、予告なく開場時間を早める場合がございます。
・イベント会場内では許可された以外の撮影・録音を固くお断りいたします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。
・着席ご予約は定員になり次第、受付終了させていただきます。ご予約満数の場合は立ち見にてご観覧いただけます。なお、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承ください。