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Best Book Selection―紀伊國屋書店梅田本店を歩く。

2022年5月13日（金）より

イベントに行こう
フェア

日時

2022年5月13日（金）2022年5月26日（木）

場所

紀伊國屋書店

梅田本店
西カウンター前　オリジナルイベントコーナー

Best Book Selection
紀伊國屋書店梅田本店を歩く。

紀伊國屋書店梅田本店は、阪急梅田駅が現在の場所に移転となった
1969年12月にオープンし、多くのお客様に支えられ、
おかげさまで開店より50年以上が経過致しました。

今後も沢山の書籍をご用意し、次の50年もお客様とご一緒に
明るく元気に営業し続けていきたいと思っています。

そこで、私たち紀伊國屋書店梅田本店のスタッフが
普段自分の担当の棚を触りながら密かに愛し続け、
お客様に是非おすすめしたい書籍を一堂に集めたフェアを開催致します！

是非、私たちスタッフのおすすめ本を
お手に取ってご覧いただけますと幸いです。

期　　間｜2022年5月13日（金）～5月26日（木）※最終日は19：00にて終了。

場　　所｜紀伊國屋書店梅田本店　西カウンター前　オリジナルイベントコーナー

お問合せ｜紀伊國屋書店梅田本店　06-6372-5821

実用書

紀伊國屋書店全店の中でで梅田本店が一番売り伸ばしている基本の料理レシピ本！自信を持っておすすめする1冊です☆基本の料理レシピ本を数多く手がける著者が教える100の「おいしいコツ」で初心者さんもとびきりおいしい料理が作れること間違いなしです！(料理書担当もこの本を使って時々料理をチャレンジしています)ハンバーグから肉じゃが、作れるとかっこいい金目鯛の煮つけまで幅広いレシピをご紹介！

ミリタリーの棚には艦船の本は結構ありますが、私が棚担当になってからずっとロングで面展開して推しています。有名な艦船から、マイナーな艦船までが各ページに精密にイラスト化され細部まで知りたいマニアにはたまらない1冊ではないかと思ったからです。有名な長門、赤城などは見開きで艦船の内部も描かれていて大満足の内容だと思います。太平洋戦争時代の海軍艦艇好きにぜひ読んでほしい1冊です。

芸術書

理論ぬきにしてまずフリーソフトに打ち込み、簡単な説明を読んで3日間で1曲作った後で理屈を解説するという、従来とは正反対のやり方で曲が作れるようになる本です。作曲というハードルを下げてくれるこの本で自分の曲を作ってみませんか？

人体技法書の大ベストセラー。どれが良いのか迷っているならこの1冊！迫力のデッサンが1000以上掲載、でもコンパクトで持ち歩きにも便利！絵を描く人は持っていて絶対損はありません。プロもアマも、絵を描く人は必携です！

語学書・学習参考書

中国語学習は「建物を建てる行為」に似ている？発音は土台を整える“基礎工事”。文法は骨組みを構築する“躰体工事”。単語やフレーズは”建築材料“のようなもの。しっかりとした建物を建てるには、きちんとした基礎工事と躰体工事を行うのが絶対条件なように、中国語をマスターするなら、発音と文法の基礎固めが大切です。本書は徹底的にトレーニングを行い、イチから丁寧に積み上げる本格的な入門書。初級～超上級までA35-04 [中国語]にて取り揃えております。

「考えること」は好きですか？好きな人も嫌いな人も、夢中になる一冊です。読んでいると思わず考えたくなる算数の問題が盛り沢山で、つい時間を忘れてしまいます。たくさん考えて解いた問題は、「楽しい」「好き」に繋がります。考えることが苦手、嫌いという方に是非読んでもらいたいです。10歳の方から120歳の方まで（！）解ける、悩む問題が、分かりやすいイラストや図と一緒に載っています。1問5分でできますので、暇つぶしにもってこいです。シリーズとして「ちょっとやさしめ」「ちょっとむずかしめ」もありますので、難易度も選べます。まずは手に取って、一問解いてみて下さい。

児童書

朝日新聞出版の小学生に大人気の「サバイバルシリーズ」の一作です。新型コロナウイルスの蔓延しているご時世なので、このタイトルを選出しました。病原体の定義や区分、殺菌や免疫の特性、抗原と抗体、予防接種の原理などを学ぶことができます。細菌やウイルス、免疫に対するさまざまな科学常識をマンガで楽しく学習できるので、お子さまへのプレゼントにもオススメです。

自分の気持ちがわからなくなってしまったカラモンスター。うれしい、かなしい。いらいらする。今自分はどんな気持ちでいるの？気持ちを言葉にするのは、大人でも難しいもの。でも、気持ちを色に例えてみたら…。自分の気持ちを理解することで、いらいらや悲しみともうまく付き合えるようになる絵本。

コミック

形容詞の不思議な名前の付いた七人兄弟の騎士たちが、名前に関連する近隣諸国に一人ずつ招かれ、色々な騒動に巻き込まれます。平和な雰囲気の始まりから巻を追うごとに不穏になり兄弟の名前の秘密・兄弟の両親の持つ大きな秘密が少しずつ明かされていきます。不思議なファンタジー漫画、是非読んで頂きたいです！

国内のみならず海外での人気も誇る、大友克洋先生の代表作の一つ。当時のファンのみならずリアルタイムでは知らないであろう若者たちの心をもいまだ鷲掴み！作中で描かれているのは2019年の東京…この作品が80年代に描かれていたなんて、驚愕です！

文庫

「芸術は爆発だ」でお馴染み、岡本太郎さんの著書。かなり前の時代を生きた方なのに、現代に通じる言葉が目白押し！未来をずっと見ていた方なんだ……！と衝撃を受けた一冊です。天才、岡本太郎の言葉に浸ってみませんか？耳が痛い言葉もあるかもしれませんが、あなたの背中を力強く押してくれること間違いなしです。

長年読み継がれる、まさに自分の思考を整理するためのハウツー本。なぜ学ぶのか、何をいつどのように記録するのか、数多ある学習法・ノート術の基礎が実例とともにまるっと詰まっている言わずと知れた名著です。読み終わってからと言わず、読んでいるその時から、頭に浮かんだことをメモせずにはいられないはずです。発売から36年126刷りのちくま文庫の大定番書です！！東大・京大で10年間で1番読まれた本として時代を超えて読み続けられています。なんだか難しそうなタイトルですが日常生活でも少し気に留めるだけで勉強だけでなく仕事にも活かせる1冊です。

自然科学書

当店売上600冊超、前身のポケット版から数えると20年も売れ続ける、ロングベストセラー。見開きのQ＆A形式でわかりやすく見やすいのがポイント。インデックス索引が充実していて、看護事典のように使えてとても便利です。新人ナースさんは必携の1冊！

レイチェル・ルイス・カ－ソンは化学薬品による環境汚染にいち早く警鐘を鳴らした書『沈黙の春』が有名ですが、子供たちに「センス・オブ・ワンダー」、つまり「神秘さや不思議さに目を見はる感性」を、いつまでも失わないでほしいという願いをこめて本作は遺作として、彼女の友人たちによって出版されました。美しい写真と感性あふれる文章でロングセラーの作品。プレゼントにもおすすめです。

洋書

少年サンチャゴは、宝物がピラミッドに隠されているという夢のお告げを信じ、エジプトを目指す。さまざまな出会いと過酷な旅の末、ようやくたどり着いたピラミッド。そこで彼を待ち受けていたものとは。世界中で愛される大ベストセラー。

「ワンダー君は太陽」で映画化された世界的ベストセラー。①１話が短く読みやすいので無理なく読み進められる。②登場人物の子供達の語りのためシンプルな英語で難しくない。③何といっても内容が素晴らしい。主人公だけでなく、家族親友クラスメイトそれぞれの視点で描かれるのが興味深く引き込まれます。

新書

人が豊かに生きるために必要なものは多い。私たちが享受している豊かさのほとんどは、地球から見ると外部不経済だ。多様で文化的な営みを永続的に続けるためには、「自然環境」「社会的インフラ」「制度資本」の3つが大切で、現代の思想にも通じるものも多い。最近はSDGSなんて言葉を使っているが、簡単に言い換えると、人と環境に優しくあれ。いつの時代も変わらない普遍的な考えが、隅々まで書き連ねられている。

私たちは知らず知らずのうちに「壁」を作ってしまっている。情報が簡単に手に入る世の中で、「知っている」「わかっている」と思い込んでしまってはないだろうか。自分が知りたくないことについては自ら情報を遮断してしまってはないだろうか。そんな「バカの壁」の先にある世界を知るためのヒントにあふれた１冊。『バカの壁』からはじまる養老孟司さんの「壁」シリーズの最新刊『ヒトの壁』も好評発売中です。

人文科学書

池田晶子さんが亡くなられて15年。成人が18歳になった今年、物事を考えることの大切さをおしえてくれる本書。あとがきに、「だからとにかく大事なことは、君が、「知りたい」という気持ちを強くもっていること、ただそれだけだということです。読んだきっかけは高校の課題図書で、タイトルよりも少し年齢オーバーしていましたが、10代の私のものごとを考える基礎を作ってくれました。特に「善悪」の章は、どんなハードな映画や漫画もかなわないくらい刺激的！「何をそんな当たり前のことを聞くのだろう…」とタカをくくっていると、今までの「当たり前」がグラグラしてしまうかもしれません。そこをぐっと踏みとどまって、自分の頭で考えてみましょう。池田晶子さんとの対話を終えたあなたは、少し大人になっているはず。

農耕の発達により人々は定住生活を始め、国家が誕生した。というのがよく知られている定説だ。だが本書では、ティグリス・ユーフラテス川の流域に国家が生まれたのが、穀物栽培と定住が始まってから4000年以上もあとだというのだ。これは古代文明、とりわけメソポタミア大好きな担当にとっては見逃せない一冊ではないか・・・。農業革命についての常識を覆すこの一冊から、是非古代のロマンを感じてみて欲しい。

社会科学書

本書は「道は開ける」と双璧をなす、D・カーネギーの不朽の名作です。人間関係の原則を説得力豊かに説き起こす自己啓発書の世界的ベストセラーでもあります。私がこの本と出会ったのは○十年前の社会人になった時に薦められたのがきっかけです。当時は読み進めるのも難しかったですが、書店にいつ見ても並んでいるすごい本だということに後から気づき、読み直した記憶があります。後世に語り継がれる一冊として間違いありません。

語学力より本当に大切なものは、「異文化理解力」！海外と関わる全てのビジネスパーソン必携として2015年に刊行され、学術的でなく、実用性のあるものとして支持されている書籍です。いまや様々な国の人々と関わるのが当たり前となった現在において、同じ国、そうでないに関わらず、人とわかりあうことは難しい。大変だけとだからこそ理解しあおうという著者の思いが感じられ、ポジティブにもなれる素敵な1冊です。