『堀部安嗣作品集Ⅱ』刊行記念
堀部安嗣(建築家)×中島岳志(政治学者)トークイベント
建築家・堀部安嗣さんの作品集『堀部安嗣作品集Ⅱ 2012–2019 全建築と設計図集』(平凡社)の刊行を記念して、堀部さんと政治学者・中島岳志さんのトークイベントを開催します。本書に寄稿した「堀部安嗣論」において、堀部さんを「自我を超えて、必然性の風に乗ろうとする建築家」と表した中島さん。お二人は活躍のフィールドこそ異なりますが、風土や自然環境、伝統や慣習など、自己を超えた大きな存在を尊重しながら、いかに現実に即して微調整していくかに重きを置く姿勢が共通します。そんなお二人に、広く伝えたいことや世に問いたいことをたっぷりお話しいただきます。
また、トーク終了後にはお二人のサイン会も予定しております。対象書籍は当日会場で販売いたします。
〈『堀部安嗣作品集Ⅱ』内容紹介〉
建築家の作品集として異例の話題を集めた『堀部安嗣作品集』から9 年。待望の第2弾がついに刊行。住宅から寺社、公共建築、クルーズ船まで、領域を広げてきた2010年代の36作品を総覧。堀部自らが撮り下ろした写真とドローイング、各種図面を完全収録し、思索と創造の軌跡を辿る。
日時|2024年4月9日(火) 18:40開場 19:00開演
会場|紀伊國屋書店新宿本店9階 イベントスペース
参加費(チケット制)| 1,000円
《参加手順》下記手順でご参加くださいませ。
①申込
2024年2月28日(水)より、チケットサイトPeatixにて、「参加チケット」を販売いたします。(先着40名)
②受付
当日は開演20分前の18:40より受付を開始いたします。
会場受付にてPeatixアプリのチケット画面をご提示のうえ、お好きなお席にご着席ください。
▶お申し込みはこちら
(Peatixサイトが開きます)
*お申し込みにはPeatixのアカウントが必要です。
【プロフィール】
堀部安嗣(ほりべ・やすし)
建築家、京都芸術大学大学院教授、放送大学教授。1967年神奈川県横浜市生まれ。筑波大学芸術専門学群環境デザインコースを卒業後、益子アトリエにて益子義弘に師事。1994年、堀部安嗣建築設計事務所を設立。2002年、〈牛久のギャラリー〉で吉岡賞を受賞。2016年、〈竹林寺納骨堂〉で日本建築学会賞(作品)を受賞。2017年、設計を手がけた客船〈guntû(ガンツウ)〉が就航。2020年、毎日デザイン賞を受賞。作品集に『堀部安嗣の建築 form and imagination』(TOTO出版)、『堀部安嗣作品集 1994-2014 全建築と設計図集』(平凡社)。主な著書に『建築を気持ちで考える』(TOTO出版)、『住まいの基本を考える』(新潮社)、共著に『書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト』(新潮社)など。
中島岳志(なかじま・たけし)
政治学者、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。1975年大阪府生まれ。大阪外国語大学卒業、京都大学大学院博士課程修了。2005年に『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』(白水社)で大佛次郎論壇賞とアジア・太平洋賞大賞を受賞。京都大学人文科学研究所研修員、ハーバード大学南アジア研究所客員研究員、北海道大学公共政策大学院准教授を経て現職。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。著書に『「リベラル保守」宣言』(新潮社)、『血盟団事件』(文藝春秋)、『下中彌三郎 アジア主義から世界連邦運動へ』(平凡社)、『親鸞と日本主義』(新潮社)、『超国家主義 煩悶する青年とナショナリズム』(筑摩書房)、『自民党 価値とリスクのマトリクス』(スタンド・ブックス)、『思いがけず利他』(ミシマ社)など。
【ご案内】
*イベントはチケットの番号順にご案内いたしますが、開場時間を過ぎてからはご来店順となりますのでご了承くださいませ。
*お席は自由席です。
*サインは前方のお客様から係員がご案内いたします。
*お客様のご都合や交通機関の遅延により集合時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
*お申し込み後、お客様都合でのキャンセル及び払い戻しはいたしかねます。
*天災などの不測の事態により、イベントを中止する場合がございます。