成相肇×星野太 『芸術のわるさ』刊行記念トークイベント&サイン会
「芸術のわるさ外伝 新宿流れ者大決戦」
学芸員の成相肇さんのデビュー批評集『芸術のわるさ』が美術界を揺るがしています。秩序からはみ出す怪しい者たちとその怪しき技術を〈わるさ〉の一語にまとめたこの異形の本について、美学者の星野太さんをゲストにお迎えしてトークイベントを開催します。星野さんの『食客論』は、友でも敵でもない曖昧な他者=〈食客〉の存在を考察して、この春話題となりました。あいまいな領域に関心を向けるお二人が、任侠映画を皮切りに、流れ者やはぐれ者、境界を行き来する者たちをめぐって語りあう言葉の合戦をお楽しみください。トーク後、お二人のサイン会を開催します。
【日時】2023年9月17日(日) 13:40開場 14:00開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ
【参加手順】
無料でご観覧いただけるイベントです。 着席・立ち見それぞれご予約を承ります。
①申込
チケットサイトPeatixにて、「着席参加」または「立ち見参加」にお申し込みください(先着各20名)
②受付
当日は開演20分前の13:40より受付を開始いたします。
会場受付にてPeatixのチケット画面をご提示のうえ、お好きなお席にご着席ください。
▶お申し込みはこちら(Peatixサイトが開きます)
*お申し込みにはPeatixのアカウントが必要です。
*ご予約なしでもご覧いただけますが、声が聞こえにくい、登壇者が見えにくい可能性もございますのでご了承くださいませ。
*トーク後、成相肇さん・星野太さんのサイン会も開催いたします。対象書籍は当日会場にご用意いたします。
【プロフィール】
成相肇(なりあい・はじめ)
1979年⽣まれ。⼀橋⼤学⼤学院⾔語社会研究科修了。府中市美術館、東京ステーションギャラリー学芸員を経て、2021年から東京国⽴近代美術館主任研究員。美術評論家。
主な展覧会に『石子順造的世界 美術発・マンガ経由・キッチュ行』(2011-2012年、第24回倫雅美術奨励賞)、『ディスカバー、ディスカバー・ジャパン 「遠く」へ行きたい』、(2014年)『パロディ、二重の声 日本の1970年代前後左右』(2017年)などがある。
星野太(ほしの・ふとし)
1983年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻は美学、表象文化論。
主な著書に『崇高の修辞学』(月曜社、2017年)、『美学のプラクティス』(水声社、2021年)、『崇高のリミナリティ』(フィルムアート社、2022年)。主な訳書にジャン=フランソワ・リオタール『崇高の分析論――カント『判断力批判』についての講義録』(法政大学出版局、2020年)などがある。
【ご案内】
・会場内は自由席となります。お席をご予約済みのお客様は開場時間より受付でチケットをご提示のうえ、お好きな席にご着席ください。
・イベント会場での録音は固くお断りします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承下さい。
・定員になり次第、受付を終了させていただきます。尚、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。
【お問合せ】03-3354-0131(新宿本店代表)