紀伊國屋書店:「キノベス!キッズ 私が抱きしめた一冊~いつまでも残しておきたい、読み継がれてほしい児童書・絵本ベスト10~」ブックフェア

「キノベス!キッズ 私が抱きしめた一冊~いつまでも残しておきたい、読み継がれてほしい児童書・絵本ベスト10~」ブックフェア

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このイベントについて

紀伊國屋書店では「キノベス!キッズ 私が抱きしめた一冊~いつまでも残しておきたい、読み継がれてほしい児童書・絵本ベスト10~」に選ばれた本を集めたブックフェアを開催いたします。

※店舗によって在庫がない場合がございます。
店舗の在庫は各店へ直接電話にてお問い合わせいただくか、KINOナビ店舗受取サービス在庫取置サービスをご利用ください。

また、1位に選ばれた著者・関係者のコメントや推薦コメントを掲載した小冊子を店頭にて無料配布いたします(小冊子は「キノベス!2022」「紀伊國屋じんぶん大賞2022」と共同となります)。

小冊子はこちらからダウンロードでもご覧いただけます。
『キノベス!2022・キノベス!キッズ・紀伊國屋じんぶん大賞2022 共同小冊子』
 ▶PDF版

 

発表! キノベス!キッズ 私が抱きしめた一冊

「キノベス!キッズ 私が抱きしめた一冊」は、いつまでも残しておきたい、読み継がれてほしい、とっておきの児童書・絵本を選ぶ特別企画です。
こどもの頃、抱きしめた絵本。わくわくしながらページをめくった児童書。成長してから出会った一冊。現在流通している児童書・絵本を対象に、19名の選考委員が全社から集まった応募コメントを熟読し、オールタイムベスト10を決定しました。店頭で、ぜひお手にとってご覧ください。

<特別企画キノベス!キッズ選考委員会>
工藤由起子 札幌本店/室和未 仙台店/瓜生春子 川越店/石川陽子 流山おおたかの森店/新宮修子 新宿本店/跡邊千香子 玉川高島屋店/野澤真由 笹塚店/葉石麻実 国分寺店/花田優子 横浜店/松田ありか 金沢大和店/笹倉宏美 梅田本店/中村英司 京橋店/寺本律子 天王寺ミオ店/北野実香 泉北店/横山彩香 エブリイ津高店/大籔宏一 ゆめタウン徳島店/竹下心 ゆめタウン博多店/吉弘空瑠美 久留米店/中村紀子 DVD・CD販売促進部
[事務局]
村山康隆 和書販売促進部/原田千明 ブランド事業推進部/柾谷大地 ブランド事業推進部

Twitter
@Kinobest

 

『「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガネット』著者

前沢明枝さん 特別寄稿

人形劇団プークの招聘で来日したガネットさん(2018年8月)人形劇団プークの招聘で来日したガネットさん(2018年8月)

 「エルマーの物語を書いたのは、私ではないの。私の中の子どもが書いたの」と、『エルマーのぼうけん』の作者、ルース・S・ガネットさんは言いました。子どものときの気持ちを思い出して、やってみたかったこと、がまんしていたことを、エルマー少年にやってもらったのだそうです。だからエルマーがリュックにつめたのは、ガネットさんが子どものころに身のまわりにあったものばかり。今でも家の中を探せば手に入るような品物です。これなら読者の子どもたちも、いっしょに冒険に出られそうでわくわくしますね。

 7人の娘を育てたガネットさんは、子どもはいつだって親の目の届かないところへ行きたがるものだと言います。それは自立心が芽生えてきている証拠で、上手に見守ってあげるのが大事、と。けれど今は、親の目をくぐってどこかへ行くのが難しい時代になってきました。そんなとき、『エルマーのぼうけん』は、「ひとりでやりたい!」と思う子どものきもちに応えてくれます。親の力を一切借りず、工夫を凝らして困難に立ち向かっていくエルマーは、子どもたちの永遠のあこがれなのではないでしょうか。

 家族を大切にするガネットさんは、エルマーとりゅうが冒険を終えて無事に家族のもとに帰るまで、お話を書こうと決めていました。それで『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』へと、物語は続いたのです。読者の子どもたちも、心行くまで冒険を楽しみ、エルマーとりゅうが家族のもとへ帰るのを見届けて、満足して本を閉じることでしょう。エルマーが世界中でロングセラーを続けている秘密は、こんなところにもあるのかもしれません。日本でもすでに3世代にわたる「子どもたち」が、この本を読んできました。今の子どもも昔の子どもも大好きな本。

 「特別企画 キノベス!キッズ」の第1位に『エルマーのぼうけん』が選ばれたことは、作者にとっても子どもたちにとっても、たいへん幸せなことだと思います。

「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガネット


前沢明枝 まえざわ あきえ

翻訳家。早稲田大学・津田塾大学講師。ウェスタン・ミシガン大学で英米児童文学、ミシガン大学大学院で言語学を学ぶ。訳書に『野生のロボット』(福音館書店)『ぼくだってとべるんだ』(ひさかたチャイルド)など。

キノベス!キッズ 私が抱きしめた一冊

~いつまでも残しておきたい、
読み継がれてほしい児童書・絵本ベスト10~

&選考委員が選ぶ! 私が抱きしめた一冊

選考委員が選ぶ! 私が抱きしめた一冊……ベスト10を選んだ選考委員に、キノベス!キッズには惜しくもランク外になってしまったものの個人的にはとってもオススメしたい1冊を挙げてもらいました。

電子書籍はこちら

🏆 1位 🏆

推薦コメント
本を読む楽しさを知った本ってなんだっけ? と思った時に真っ先に思い浮かんだ本。あのキラキラした、わくわく感。輪ゴムとガムと歯ブラシで危機を乗り越えるなんてすごくない?!
穴久保香織/仙台店

子どもの時にこの本を読んで冒険に憧れました。困った人を助けるという気持ち、一人で立ち向かう勇気、ピンチを切り抜ける知恵、生きていくうえで大切なことをこの本は教えてくれます。低学年でぜひ読んで欲しい本です。
【福島伸男/アミュプラザおおいた店】

かわいそうなりゅうの話を聞きみかん島に行くことにしたエルマー。リュックに詰めたものが全て適材適所で使われていくのがジグソーパズルのピースをはめていくようで気持ちいい! こんな冒険がしたいと憧れた作品です。
【小島奈津子/湘南営業部】

知恵と勇気と優しさを備えたエルマーと一緒に冒険をするうちに、空想する力が育って物語に息が吹き込まれ、自分自身の頭の中の世界が大きく広がります。
【四井志郎/新宿本店】

ぼうつきキャンデーにチューインガム、ナイフ、虫めがね、輪ゴム……、エルマーのリュックのなかみを聞くだけでわくわくしていた幼児期の思い出の本。今読んでもあそこまでわくわくしないと思います。これから読むこどもたちがうらやましい。
【粕谷育美/大阪第一営業部】

こっそりと船に乗り、りゅう達を助けに行くエルマーの旅に、いつもわくわくが止まりませんでした。登場する個性的な動物や不思議な食べ物が魅力的で、斬新なアイディアでピンチを切り抜けていく面白さも印象に残っています。
【新堂初海/コーポレート営業部】

2位

推薦コメント
大学生の頃初めて読んだ『モモ』。真っ先に思ったのは「子供の頃に読みたかった!」でした。時間という抽象的概念をファンタジーに変化させるというのに目を見張りましたし、同時に大人になると純粋にこの本を「物語として楽しむ」ことが出来なくなると思いました。だから今、子供の間に読んで欲しい!
【飯田稚菜/梅田本店】

子どもの頃に読んでいても読んでいなくても大人になってからこそ読んでもらいたい! 「時間のなさ=心の余裕のなさ」というシンプルだけど大事なことを思い出させてくれます。時間どろぼうは実は自分の中にいるのではないかしら。
【三瓶直美/入間丸広店】

できるだけ多くの仕事を効率的に「こなせるようになること」がスキルアップだと思ってきた。スケジュールをぎっちり埋め、いつも時間に追われ、大事な人に逢いに行く時間を先延ばしするような生活だった。が、この本を読んで人生が変わった。何度も読み返したい。
【中村紀子/DVD・CD販売促進部】

単行本電子版もございます。

3位

推薦コメント
発行から40年になる定番名作絵本です。「どうぞ」は素敵な合言葉、ふと読むといつも温かい気持ちになります。いつでもいつまでも読み返していたい。
【跡邊千香子/玉川高島屋店】

やさしさがぎゅっと詰まった、本当に素敵な絵本です。すべての子どもたちだけでなく、いつの間にか大人になっていた皆さんにもぜひおすすめしたい一冊。誰もが持って生まれたあたたかさが、目を覚ますはずです。
【大津山祐季/小田急町田店】

「どうぞのいす」は ありがとうの気持ちを添えて 次々と登場するおともだちのやわらかい表情にも心が癒されますね。
【星野和惠/川越店】

4位

推薦コメント
かえるくんは、がまくんが春に一緒にいてくれないと寂しいし、がまくんは、かえるくんが元気がないと寂しい。お互いを想い合う方法に違いはあれど、二人一緒にすごす毎日が楽しい。ともだちって大切。
【瓜生春子/川越店】

5位

推薦コメント
あきちゃんとこんの愛と信頼に満ちた関係、林明子さんの可愛くあたたかい絵、すべてが優しく、ぬいぐるみ大好きな私の心を今も捉えて離しません。こんが段々喋れなくなってしまう後半は、胸がぎゅっと切なくなります。大好きで大切な1冊です。
【東奈々恵/梅田本店】

6位

推薦コメント
あのきいろいかすてらを食べたい! 卵のからの車に乗りたい! ともちろん本気で思っていました。わが子に読み聞かせていると、大きな卵が落ちていないかドキドキして探し歩いた記憶が鮮明に蘇ります。同じドキドキをこの先もたくさんのお子さんに味わってもらいたいのです。
【祖父江由紀/徳島店】

7位

推薦コメント
竜とたたかう世界へ行った少年の物語。私にとって、頁をめくるのももどかしいほどの楽しい読書体験は本書が初めてでした。竜とのたたかいなんて、ゲームの中でもできる? いえいえ、ゲームより楽しい時間を過ごせると保証します。本書との出会いは、特別な思い出になるはず!
【河本絵美/梅田本店】

電子版偕成社文庫版偕成社文庫電子版もございます。

8位

推薦コメント
想像することの可能性、本を読むことの楽しさ。児童書の魅力がたっぷりとつまった名作です。装丁の美しさは随一。また、その装丁の意味に気付いた時、本書は読者にとって特別な一冊になるはず。最後のページで終わると思われた物語は、本当はひたすら続いていたんですね。その世界観に圧倒されます!
【河本絵美/梅田本店】

岩波少年文庫版、岩波少年文庫電子版もございます。

9位

推薦コメント
母になり、子の成長はこの上なくうれしく、同時にちょっぴりさびしいのだと知った。そして、自分も同じように見守られてきたのだと気づいた。一人でできる事が増えるたび、子は少しずつ世界を広げ、遠くに歩いていく。ヨシタケシンスケさんの絵本はその切なさと素敵さを絶妙な優しさで切り取っている。
【門田安奈/eコマース事業部】

10位

推薦コメント
大人になってからわかる、次の世代に伝えたいこと。
だけどそれはことばにならない。
しかもそれは子どものうちに伝える必要がある。
子どものうちに伝えられたら、大人になってからわかる。
そういう内容の絵本。
大人は子どものうちに読んだというプレゼントを与えるべき。
【生武正基/新宿本店】

選考委員が選ぶ! 私が抱きしめた一冊

推薦コメント
チビウサギがどれだけデカウサギを好きかを伝えようとしている姿にほっこりします。
【工藤由起子/札幌本店】

推薦コメント
急に窮屈な時代になったとき、この本に巡り合いました。どんな現状でも少しの可能性を諦めちゃいけない。やさしく背中を押してくれる絵本です。
【室和未/仙台店】

推薦コメント
気付けば、ただ次のタプを無心で楽しみにページをめくっている自分がいます。リズムも楽しい大人から子供まで楽しめる癒し絵本です。
【瓜生春子/川越店】

子どもから大人まで、ツボに入ればゲラゲラ笑えること間違いなし! 登場するキャラクターたちの微妙な表情がクセになります。大好きな1冊。
【新宮修子/新宿本店】

推薦コメント
「どこいったん」その一言が最後の最後までドキドキさせます。大きなクマが大事な赤い帽子を探しに色んな動物たちに聞いて回るお話。あらすじだけ聞くと、とってもかわいい。関西弁の翻訳がとってもほっこり。……本当に?
【石川陽子/流山おおたかの森店】

推薦コメント
いろんな仕事をしてはたらくくまさん。くまさんシリーズのゆうびんやさんです。クリスマスにもくまさんははたらきます。黙々と、淡々と。そして、ゆっくり家で休みます。そういうものに私もなりたい……。
【跡邊千香子/玉川高島屋店】

推薦コメント
「子どもの頃にほしかった……!!」と本気でうらやましくなった絵本です。好きなものを選ぶ楽しさを、コーディネートする楽しさを、ひとりでも、家族や友人みんなとでも楽しめます♪ かわいいがたっぷり詰まった一冊。
【野澤真由/笹塚店】

推薦コメント
シンプルなストーリーと鮮やかなイラストに目を奪われました。娘があかちゃんだったころに、いっしょに指差ししながら読み聞かせた幸せな思い出込みで大切な1冊です。
【葉石麻実/国分寺店】

推薦コメント
詩人が書き上げた小説やいかに? と手に取って度肝を抜かれました。リズム溢れる言葉で紡がれる少し不思議な物語。読んでいる間、まるで海の上を体一つで漂うような感覚になる浮遊感。そして読後に訪れる悲しみを含む幸福感。私はこの作品を語れる言葉を獲得出来ないままです。
【花田優子/横浜店】

推薦コメント
日本各地のごとうちグルメが集まって、総会を開きます! それぞれの県方言で名産や地形も教えてくれます。とにかく絵が細かいところまで考えられていて、何度見ても新しい発見があります。読んだお子さんはみんな大好きになるのです(実証済み)! もちろん物産展やグルメ番組が何倍も面白くなります♪
【松田ありか/金沢大和店】

推薦コメント
くまの子の登場シーンの可愛さに心を鷲掴みされました。ほっこりした優しいお話に、読後幸せな気持ちになれる1冊。
【笹倉宏美/梅田本店】

推薦コメント
お風呂に入る喜びや楽しさが絵本から溢れ出て心もぽっかぽか。無限に広がる湯船と林明子ワールド、仕上げはお母さんの持つふわふわバスタオル。極上の温もりが詰まった1冊にみんな「おふろだいすき!」と叫ばずにはいられません。
【中村英司/京橋店】

推薦コメント
どうぶつたちのモグモグたべる表情がなんともおいしそう! 音まで聞こえてきそうです。私のイチオシ絵本です。
【寺本律子/天王寺ミオ店】

推薦コメント
絵本の中でおでかけをしてみませんか? ピッキーとポッキーともぐらのふうちゃんはお花見に出かけます。途中で登場するお弁当や様々な風景にとても心が躍り、春にぴったりで誰もがにっこり笑顔になる作品です。実は最後にはもっと楽しいことが……。
【北野実香/泉北店】

推薦コメント
自分の嫌いなところが、実はどこかで活かせるのかもしれない……。そんなメッセージが優しいイラストと暖かいストーリーで、心にじんわり伝わってくる。友だちにケガをさせてしまう、自分の針が嫌いなはりねずみくんの素敵な「おくりもの」のお話。
【横山彩香/エブリイ津高店】

推薦コメント
おおきなビスケットにあこがれるだけだった子どものころ。いま読み返すといろんなメッセージが盛り込まれていて泣きそうになります。
【大籔宏一/ゆめタウン徳島店】

推薦コメント
新刊として入荷した日の衝撃と感動は今でも忘れられない。児童書担当をやっていて本当に良かったと頬ずりした。その日以降友人知人に子どもが生まれたと聞いてはプレゼントしてまわり赤ちゃんの反応がダントツで良いと皆に喜ばれた。こんなにも大人からも子どもからも愛される絵本は他にはない。
【竹下心/ゆめタウン博多店】

推薦コメント
ぼくの不安を消してくれるおじいちゃんの魔法の言葉「だいじょうぶ だいじょうぶ」。小さい頃にこの絵本を読んで、おじいちゃんの優しさに目が潤んだのを覚えています。大人になった今でも心に残る、私の大切な1冊です。
【吉弘空瑠美/久留米店】

推薦コメント
「おともだちのてんぐちゃんが持っているものと似たものが欲しい」とうったえるだるまちゃんの要望に、選びきれないくらいの選択肢を出して応えるお父さんだが、だるまちゃんは結局、自分で工夫して自分の欲しいものを調達する。その繰り返しが愛にあふれ、楽しく面白いのです。かこ先生、大好き!
【中村紀子/DVD・CD販売促進部】